米粉の桜ロールケーキの作り方☆ふんわり桜の香るレシピ
今回は米粉の桜ロールケーキの作り方・レシピをご紹介します。米粉を使ったふんわりカステラ生地の上に甘くて香りの良い桜の花をのせ焼き上げます。ふんわりクレームシャンティと桜のあんこを一緒に巻いてロールケーキに仕上げます。桜の優しい風味とカステラの味わいが一緒に味わえる和スイーツになっています(#^^#)
レシピをYouTubeの動画こりすクッキングチャンネルにアップしています。生地の泡立て具合や焼き具合、桜の花びらののせ方など、ぜひ動画も参考にして下さい。
目次
紹介動画
投稿名の材料
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卵(Mサイズ)
- 3個
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グラニュー糖
- 95g
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はちみつ
- 15g
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米粉
- 85g
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牛乳
- 25g
※約28×28㎝のロールケーキ天板を使いますが、生地の仕上がりは約24~26㎝程度になります。
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生クリーム
- 150g
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砂糖
- 12g
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桜の花の塩漬け
- 20g
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グラニュー糖
- 25g
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水
- 50g
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桜のリキュール
- 5g
投稿名の作り方
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米粉の桜ロールケーキに使う道具
桜のカステラロールケーキに使う道具はボウル、ホイッパー、ゴムベラ、粉ふるい、ロールケーキ天板(約28×28㎝)、焼き紙、湯煎用の鍋(又はフライパン)、ハンドミキサー(なければホイッパーを使い手で泡立てることも出来ますが、安定して泡立てるにはハンドミキサーを使うのがお勧めです)
※粉ふるいは水気をしっかりふき取っておきましょう。ボウルに油分がついていると泡立ちが悪くなるので綺麗なボウルを使うようにします。
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焼き型の準備
約28×28㎝サイズのロールケーキ天板に焼き紙を敷いておきます。→丸焼き型・ロールケーキ天板の準備、ロールケーキ天板の焼き紙の作り方・準備方法
※焼き紙は天板の側面より1㎝程度大きくなるように調整します。
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桜の花のシロップ漬けを作る
◎前準備
※桜の花の塩漬けをたっぷりの水で洗い水を捨て、再びたっぷりの水を加え桜の花を一晩水に浸け常温に置き塩をしっかり抜きます。(塩味が強く残っているとしょっぱいロールケーキになってしまうので、たっぷりの水でしっかりと塩を抜いてください)手鍋にグラニュー糖と水を入れ、ゴムベラで混ぜながら弱火で加熱して沸騰させます。沸騰したら器に入れ、桜のリキュールを加え混ぜ合わせます。
※少量でのシロップ作りなので弱火にかけてゴムベラで良く混ぜながら加熱してください
水に浸しておいた桜の花を手で握って水気を絞り桜のシロップに加え軽く混ぜあわせ、密着するようにラップをして冷蔵庫で1晩置いておきます。
※水気を絞る時にあまり強く握ると桜の花が崩れるので注意です
※1晩置くことで甘みと香りがしみ込みます。 -
米粉のシートスポンジ生地を作る前準備
・平たい大きめの鍋又はフライパンなどに水を張って火にかけ、フツフツとしたら火を止めておき湯煎を用意しておきます。→湯煎の作り方
・作り始める前にオーブンの予熱を180℃に設定して温め始めます。
・桜の花のシロップ漬けをザルや茶こしにいれゴムベラで軽く押してシロップを軽くきっておきます。※シロップがしみ込みすぎてると生地が生焼けになることがあるので軽く絞ってください。絞りすぎるとせっかくのシロップの香りと甘みが抜けてしまうので適度に☆
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米粉のシートスポンジ作りスタート
卵を溶きほぐしてハチミツとグラニュー糖を加えて混ぜ合わせ、湯煎にあて、ホイッパーで混ぜながら温め、約40℃まで温めます。(目安としては卵を指で触った時に温かいお風呂くらいに感じればOKです。)温まったらすぐに湯煎から下ろします。
※湯煎は火にかけたままですとお湯が沸騰して卵に火が入ってしまう恐れがあるので、フツフツとしたら火を止めてから使うようにします。ボウルの素材によっても多少温め方のポイントが変わります。詳しくは→ボウルの材質や厚み違いによるお菓子作りのポイント【熱の伝わり方を把握する】
温めた卵をハンドミキサーで白くモッタリとリボン状に垂れるまで泡立てます。
※泡立てる時の注意点 … ボウルの大きさによって卵にハンドミキサーの先しか当たらない場合、そのまま泡立てても十分にふんわりと泡立たないことがあります。その場合はボウルを傾けて、ハンドミキサーで十分空気を含むように泡立ててあげて下さい。ある程度泡立って生地にボリュームが出てくればそのままでも泡立ちます。
※シート状のスポンジケーキは丸形のスポンジケーキよりもやや強めに泡立てます。白くモッタリとリボン状に泡立ったらハンドミキサーの低速で1分間生地のキメを整えます。泡立てた泡の大きさが整い、口当たりの良いスポンジケーキに仕上がります。これで生地の泡立て完了です。
※卵の泡立ちが弱いと生地にコシが無く桜の花をのせた時に沈んでしまうので、しっかりとモッタリ泡立てるようにして下さい。
米粉をふるい入れゴムベラでサックリと粉気が無くなるまで混ぜ合わせます。
約40℃(お風呂くらい)に温めた牛乳をヘラにあてながら加えてゴムベラでサックリと混ぜ合わせます。混ざれば米粉のシートスポンジ生地の完成です。
出来上がった生地を準備しておいたロールケーキ天板に流し入れ、カードやスケッパーなどを使い平らに伸ばします。生地の上に桜の花をのせます。
※桜の花が一塊になっているとその部分が生焼けになったり、焼けた後に穴が開いてしまうことがあるのでなるべく桜の花はほぐして均等にのせるようにして下さい。
180℃に予熱したオーブンで約14分焼きます。
※焼き方のワンポイント … 動画内ではオーブン天板の上にロールケーキ天板をのせて焼いていますが、予熱の段階でオーブン天板も一緒にオーブンに入れて熱くするようにして下さい。このスポンジ生地は下からの熱が適度に強い方がふっくらと焼きあがりやすいです。
焼きあがったら型を約3㎝の高さからトンっと落として生地の熱気を抜きます。その後すぐにシートスポンジ生地を天板から取り出します。取り出したらすぐに焼き紙の両端の中央部分を少しめくって生地の熱気が抜けやすいようにします。
※焼きあがったスポンジケーキはすぐに型から外さないとどんどん縮まっていきます。そして型に生地がくっついている状態で無理やり取り出そうとすると焼きたてふわふわの生地はへこんでしまうので、くっついてそうな場合は焼き紙を少し上に引っ張ってから取り出して下さい。
焼きあがって天板から取り出した桜の米粉スポンジケーキをケーキクーラーにのせて約5分間常温に置いて、スポンジケーキの表面を触った時にほんのり温かいくらいまで冷めたらラップをしたり袋に入れ1時間程度保湿しながら冷まします。
※焼き紙を外してしまうとスポンジケーキが乾燥してしまうので、ケーキ作りに使うまではなるべくついたままにしておきます。すぐに使わずに次の日などに使う場合は特に保湿をしっかりとしておきましょう☆
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ロールケーキを巻いて仕上げる
・クレームシャンティを作ります→クレームシャンティ(ホイップクリーム)の作り方・レシピ
・桜のあんこを絞り袋に入れておきます(丸口金(中)セット)米粉のシートスポンジケーキをひっくり返して焼き紙を剥がして、クレームシャンティをのせ塗り広げます。(クレームシャンティは全体量の約9割を使います)生地の手前を約3~5㎝程度に桜のあんこを絞ります
※100均の焼き紙(フリーサイズ)を使用します。
桜のあんこを包むように折り返して巻き上げます。ロールケーキの両端のへこみに残りのクレームシャンティを塗ります。
米粉の桜ロールケーキの完成です。
※カットする時は包丁をカットするたびに熱湯で温めて水気を軽くふいてからカットします。
桜の優しい香りと米粉のカステラのふんわり食感、ミルキ~なクリームの優しい味わいです☆
◎補足
桜の米粉カステラロールケーキはスポンジケーキが表面に出ているのでそのまま冷蔵庫に入れてしまうと数時間で表面が乾燥してしまいます。なるべく保存時やケーキの箱に入れた後もラップで包んだり箱ごと袋に入れたりしてロールケーキを保湿しながら保存することでふんわり美味しく頂けます。