ロールケーキ

天使の純生カステラロールケーキの作り方・レシピ

調理時間: 40分以下 ※焼き時間を除く

動画でこのレシピを作る

今回は天使の純生カステラロールケーキの作り方・レシピをご紹介します。約10年間少しずつ少しずつレシピと作り方を改善して辿りついた純生カステラロールケーキです。ふんわりしながらも歯切れの良い、ハチミツの香りと焼き色の香ばしさ、しっかりしたカステラ感スポンジ生地が主役のロールケーキです(#^^#)是非一度味わってほしいロールケーキですね(^^)個人的には何か手土産にケーキを作る時はいつもこのロールケーキを持参するようにしてます

レシピをYouTubeの動画こりすクッキングチャンネルにアップしています。生地の泡立て具合や焼き具合など、ぜひ動画も参考にして下さい。

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紹介動画

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投稿名の材料

焼き温度・焼き温度目安 160℃:約22分

カステラシートスポンジ生地 約28×28㎝ロールケーキ天板使用

卵黄(Mサイズ)

4個分

グラニュー糖

63g

ハチミツ
※レンゲはちみつがお勧め☆

18g

薄力粉

70g

卵白(Mサイズ)

4個分

グラニュー糖

45g

牛乳

27g

有塩バタ―

18g

※約28×28㎝のロールケーキ天板を使いますが、生地の仕上がりは約24~26㎝程度になります。

クレームシャンティの材料

生クリーム
※今回は明治十勝35%を使用

150g

砂糖

12g

投稿名の作り方

  • 天使の純生カステラロールケーキに使う道具

    天使の純生カステラロールケーキに使う道具はボウル、ホイッパー、ゴムベラ、粉ふるい、ロールケーキ天板(約28×28㎝)、焼き紙、湯煎用の鍋(又はフライパン)、ハンドミキサー(なければホイッパーを使い手で泡立てることも出来ますが、安定して泡立てるにはハンドミキサーを使うのがお勧めです)

    ※粉ふるいは水気をしっかりふき取っておきましょう。ボウルに油分がついていると泡立ちが悪くなるので綺麗なボウルを使うようにします。

  • 焼き型の準備

    約28×28㎝サイズのロールケーキ天板に焼き紙を敷いておきます。→ロールケーキ天板の焼き紙の作り方・敷きこみ方(動画)

    ロールケーキ天板準備
    ロールケーキ天板準備
    ロールケーキ天板準備

    ※焼き紙は天板の側面より1㎝程度高くなるようにカットして下さい

  • カステラシートスポンジ生地を作る前準備

    ・卵黄と卵白に分けて卵白は冷蔵庫に入れておきます(安定したメレンゲを作るため)
    ・薄力粉は計量して一度ふるっておきます(生地に加える時に再度ふるいながら加えます)
    ・牛乳とバターは同じ器に計量してラップをしておきます。
    ・材料はハチミツ以外計量してしっかり準備しておきます
    ・平たい大きめの鍋又はフライパンなどに水を張って火にかけ、フツフツとしたら火を止めておき湯煎を用意しておきます。→湯煎の作り方
    ・作り始める前にオーブンの予熱を160℃に設定して温め始めます。

    湯煎を準備する
  • カステラシートスポンジ作りスタート

    卵黄にハチミツとグラニュー糖を加えて混ぜ合わせ、湯煎にあて、ホイッパーで混ぜながら温め、約30℃まで温めます。(目安としては卵を指で触った時にぬる冷たいに感じればOKです。)温まったらすぐに湯煎から下ろします。

    卵黄を湯煎にあてて温める

    ※湯煎は火にかけたままですとお湯が沸騰して卵に火が入ってしまう恐れがあるので、フツフツとしたら火を止めてから使うようにします。ボウルの素材によっても多少温め方のポイントが変わります。詳しくは→ボウルの材質や厚み違いによるお菓子作りのポイント【熱の伝わり方を把握する】
    ※特に卵黄は卵よりも火が入りやすいので注意して下さい。

    温めた卵黄をハンドミキサーの高速で白くモッタリとリボン状に垂れるまで泡立てます。卵黄生地は乾燥しやすいのでゴムベラで綺麗にしておきます

    卵黄をハンドミキサーで泡立てる
    卵黄を白くモッタリ泡立てた状態

    ハンドミキサーのホイッパーを引き続きメレンゲにも使う場合は一度洗剤でしっかり洗ってから使用して下さい(油分がついているとメレンゲがうまくできないことがあります)

    泡立てた卵白に3回に分けグラニュー糖(45g)を加え泡立てメレンゲを作ります。なめらかなツノが立つくらいに泡立ったら低速で1分間キメを整えます。メレンゲの詳しい作り方→メレンゲの作り方・泡立て方・コツ 初心者の方でも失敗しないためのコツ☆

    卵白を泡立てる
    メレンゲできあがり

    ※メレンゲを泡立ててる間に牛乳バターを湯煎にあてて温めておきます。

    メレンゲに卵黄生地を全て加えてホイッパーでサックリと混ぜ合わせ、薄力粉をふるい入れてホイッパーで粉気が見えなくなるまでサックリと混ぜ合わせます。

    メレンゲに卵黄生地を加える
    メレンゲと卵黄生地を混ぜ合わせる
    粉をふるい入れる
    粉をホイッパーでサックリと混ぜ合わせる
    粉を混ぜ合わせる

    ※薄力粉を加えてからはホイッパーで混ぜ合わせる時になるべく手早く混ぜ合わせるようにします。時間がかかると粉が水分を吸って生地が重くなってきます。ホイッパーで手早く混ぜ合わせることで軽くふんわりとして歯切れの良いカステラ生地に仕上げていきます。

    約60℃に温めた牛乳バターに生地を一部(大さじ1~2くらい)加えてホイッパーで混ぜ合わせます。牛乳バターを生地に加えてゴムベラでサックリと混ぜ合わせます。混ざれば生地の完成です。

    牛乳バターに生地を一部加える
    牛乳バターを生地に加える
    生地をゴムベラでサックリと混ぜ合わせる

    ※牛乳バターを加えてから混ぜすぎると生地がどんどん重くなってくるので混ざったらすぐに混ぜるのをやめます。動画内の混ぜる回数を参考にしてみて下さい☆

    出来上がった生地を準備しておいたロールケーキ天板に流し入れ、カードやスケッパーなどを使い平らに伸ばします。

    生地を天板に流し入れる
    生地を平らにのばす

    160℃に予熱したオーブンで約22分焼きます。

    ※焼き方のワンポイント … 動画内ではオーブン天板の上にロールケーキ天板をのせて焼いていますが、予熱の段階でオーブン天板も一緒にオーブンに入れて熱くするようにして下さい。このスポンジ生地は下からの熱が適度に強い方がふっくらと焼きあがりやすいです。

    焼きあがったら型を約3㎝の高さからトンっと落として生地の熱気を抜きます。その後すぐにシートスポンジ生地を天板から取り出します。取り出したらすぐに焼き紙の両端の中央部分を少しめくって生地の熱気が抜けやすいようにします。

    生地を天板からとりだす
    焼き紙をめくる

    ※焼きあがったスポンジケーキはすぐに型から外さないとどんどん縮まっていきます。そして型に生地がくっついている状態で無理やり取り出そうとすると焼きたてふわふわの生地はへこんでしまうので、くっついてそうな場合は焼き紙を少し上に引っ張ってから取り出して下さい。

    焼きあがって天板から取り出したカステラシートスポンジケーキをケーキクーラーにのせて約5分間常温に置いて、スポンジケーキの表面を触った時にほんのり温かいくらいまで冷めたらラップをしたり袋に入れ30分~1時間程度保湿しながら冷まします

    生地に密着するようにラップをする

    ※焼き紙を外してしまうとスポンジケーキが乾燥してしまうので、ケーキ作りに使うまではなるべくついたままにしておきます。すぐに使わずに次の日などに使う場合は特に保湿をしっかりとしておきましょう☆

  • ロールケーキを巻いて仕上げる

    クレームシャンティを作ります→クレームシャンティ(ホイップクリーム)の作り方・レシピ

    生地の表面に粉糖を茶こしで全体に振りかけて、ひっくり返して焼き紙を取ります。

    生地の表面に粉糖を振りかける
    焼き紙をめくる

    ※100均の焼き紙(フリーサイズ)を使用します。

    クレームシャンティを塗り広げて生地の手前を3~5㎝程度折り返して巻き上げます。ロールケーキの両端のへこみに残りのクレームシャンティを塗ります。

    生地の手前を折り返す
    生地を巻く
    生地の両端にクリームをぬる

    ※とっても割れやすい生地なので手前の折り返しは少し多めに折り返します。

    仕上げに粉糖をかければ天使の純生カステラロールケーキの完成です。

    粉糖をふるいかける
    ロールケーキをカットする

    ※カットする時は包丁をカットするたびに熱湯で温めて水気を軽くふいてからカットします。

    ふわっふわの天使の食感のロールケーキです。

    天使の純生カステラロールケーキ完成
    ロールケーキを食べる

    ◎天使の純生カステラロールケーキを美味しく作るポイントについて
    ロールケーキを巻く時に生地がヒビ割れることがありますが、個人的にはこのケーキはひび割れるくらいにふわっふわに泡立て焼き上げることでとっても美味しく仕上がります。
    試作を重ねている時に一時期はひび割れないように泡立てを弱くしたりしたこともありましたが、食べた時の口どけとクリームとの一体感はふわっふわに焼き上げたカステラ生地のほうがとっても美味しいと思います(#^^#)割れること前提でふわっふわふわに泡立てて下さい(#^^#)もちろんふわっふわに焼き上げても生地の保湿や巻き方のいろんな条件がうまくいけば割れずに綺麗に仕上がることもありますよ☆

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