巨峰のクラフティの作り方・レシピ
今回は巨峰のクラフティの作り方・レシピをご紹介します。練りパイ生地に巨峰を贅沢に入れてプリン生地を流して焼きあげます。素朴ですが味わい深いお菓子です。
目次
投稿名の材料
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無塩バター
- 50g
-
薄力粉
- 70g
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牛乳
- 20g
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卵
- 7g
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塩
- 1g
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卵(塗る用)
- 適量
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牛乳
- 75g
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生クリーム
- 75g
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卵
- 28g
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卵黄
- 9g
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グラニュー糖
- 28g
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薄力粉
- 14g
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無塩バター
- 30g
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生クリーム
- 50g
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砂糖
- 4g
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種なし巨峰
- 10~15粒程度
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ミント
- 適量
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溶けにくい粉糖
- 適量
投稿名の作り方
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巨峰のクラフティの作り方
練りパイ生地(パートブリゼ)を仕込み白焼きしておく
練りパイ生地(パートブリゼ)の作り方→パートブリゼの作り方・作り方のコツ
練りパイ生地は4時間以上冷やし寝かせます。冷やし寝かせた生地を延ばしてタルト型に敷いてタルトストーンを入れ170℃のオーブンで20分程度焼いて、タルトストーンを取りさらにきつね色になるまで15~20分程度焼きます。焼けたら卵を薄く塗って170℃で3分焼き、冷ましておきます
プリン生地を作る
前準備
・牛乳と生クリームは同じ器に計量し混ぜ合わせておきます。
・卵と卵黄は同じボウルに計量し混ぜ合わせておきます。
・バターは湯煎又は電子レンジで溶かし、溶かしバターにしておきます。(プリン生地に混ぜ合わせる時に溶かしバターの温度が30度程度になるようにする)
・オーブンを170℃に温めておく(プリン生地が出来上がるタイミングでオーブンを温めておく)
卵を軽く泡立て、薄力粉を混ぜ合わす
卵にグラニュー糖を入れます。
ホイッパーで混ぜ合わせながら軽く泡立てます。
プリン生地の時は卵を白っぽくなるまで泡立てる必要はないので、軽くだけ泡立てます。
卵に薄力粉をふるいながら入れます。
ホイッパーでサックリと粉が見えなくなるまで混ぜ合わせます。
60℃に温めた牛乳と生クリームを混ぜ合わせ、こしながら手鍋に入れる
約60度に温めた牛乳と生クリームを卵の中に入れていきます。
牛乳と生クリームは手鍋に入れ火にかけて温めたり、器のまま電子レンジにかけ温めます
均一になるように丁寧に混ぜ合わせます。
プリン生地をこし網でこしながら手鍋に入れていきます。
プリン生地を炊いていく
手鍋を火にかけます。(火加減は弱火~弱めの中火程度です)
火にかけている間は均一に火が入るようにゴムベラで常に混ぜます。
鍋の底から火が入ってくるので、特に鍋底をゴムベラで軽くこするようにして混ぜていきます。
写真のように鍋底から少しずつ固まってきます。
少しトロミがついてきたら火を止めて、ゴムベラで鍋底や鍋の周りをきれいに混ぜ込み、ホイッパーでプリン生地を均一の固さになるように混ぜます。
ゴムベラで鍋底をこすると写真のようにプリン生地をこすった後が残り鍋底が見え、少しすると消えるくらいの固さに炊きあげます。
ここで火を入れすぎて固めに炊きあげてしまうとタルト型にきれいにプリン生地が流せなくなります。逆に炊きが弱すぎるとタルト生地に染みこんで漏れてしまったり、生焼けになってしまう恐れがあります。適度なトロミに炊きあげます。
炊きあがったプリン生地に溶かしバター(約30度)を入れます。
均一になるようにゴムベラで混ぜ合わせます。これでプリン生地の完成です。プリン生地が温かいうちにタルト生地に流し込んでいきます。
タルト生地に巨峰を並べ、プリン生地を流しこむ
白焼きしたパートブリゼのタルト型に種無し巨峰を9粒並べます。
プリン生地の火の通りが均一になるように巨峰はなるべくきれいに並べます。
プリン生地を流しこみます。
巨峰にもプリン生地がかかるように流していきます。プリン生地を流していく時に巨峰の位置がずれてしまった場合はプリン生地を流し終わった時に巨峰の位置を整えます。
焼く
170℃で25分~30分程度焼きます。
ポイントと注意点:各家庭によって使用しているオーブンの種類が違えばその特徴も違います。170度で約25分というのはあくまでも目安なので使用するオーブンの特徴に合わせて調整します。今回は上下に熱源のあるオーブンを使用しています。最近の家庭用オーブンは熱風が出て均一に焼けるオーブンも出たりしているのでオーブンの説明書に記載されている焼き温度や焼き時間も参考にすると良いです。
ポイント2:プリン生地の炊き具合によって焼き時間が大きく変わるので、焼き具合に注意します。
約25分が経過しました。プリン生地が淵の方から軽く膨らんできて部分的にほんのり焼き色がついています。プリン生地に竹串をさして生のプリン生地がついてこなければ焼き上がりです。
巨峰にも軽く火が通っておいしそうに焼けています。
荒熱がとれたらタルト型から外して常温で冷ましていきます。
白焼きしたパートブリゼのタルト生地もプリン生地を流してさらに焼き上げることによってきつね色に香ばしく焼き上がりました。
飾り付けてからカットしても良いですが、カットする時は中に入れ込んだ巨峰の真ん中でカットするとケーキの断面がおいしそうに見えます。
仕上げ・飾り付け
巨峰を4分の1にカットする
飾り付け用の巨峰とアップルミントを用意しました。
クレームシャンティを絞り飾り付ける
クレームシャンティを仕込みます→クレームシャンティの作り方・作り方のコツ
クレームシャンティを絞り袋に入れ絞っていきます。(星口金(中)をセットする)周りにはシェル絞り、真ん中にはローズ絞りで絞っていきます。
絞り袋の作り方→絞り袋の作り方と絞り袋の扱い方
クリームの絞り方のポイント→クリームの基本の4つの絞り方
タルトの淵に茶こしでこしながらなかない粉糖をふりかけます。
ローズ絞りの上に巨峰とアップルミントを飾り付けます。
巨峰のクラフティの完成です。冷蔵庫で3時間ほど冷やしてから食べればパートブリゼがサックリとしておいしいです。時間が経つごとにパートブリゼはしっとりとしてきますが、プリン生地との一体感がでてきてそれはそれでおいしいです。
まとめ
今回は巨峰のクラフティを作りました。粉の旨みと香りのするパートブリゼ生地に優しい味わいのプリン生地が一緒になって素朴ですが優しい味わいになっています。プリン生地の炊き具合とパートブリゼの焼き具合がこのケーキの味わいの大きなポイントになります。今回は巨峰で作りましたが、チェリーを入れたりイチゴを入れたりと季節の旬のフルーツを入れて焼き上げてもおいしくいただけます。食べてみての感想ですが、上に絞るクレームシャンティはもっと多めに絞っても良いかもしれません。素朴で優しい味わいに旬のフルーツを入れ込んで優しく焼き上げてください。