生チョコ・トリュフ

固まらずに失敗した生チョコを復活させる方法【バレンタイン手作り生チョコレート】

調理時間: 30分 ※冷やし固め時間除く

動画でこのレシピを作る

今回はバレンタインなどに手作りの生チョコを作って冷蔵庫で数時間冷やしたけれど 冷蔵庫から取り出してみるとしっかり固まらずに柔らかい状態でどうにもならなかった経験、、私は何度かそんな経験があります。チョコレートもせっかく購入して、特に数百円の生クリームもわざわざ購入したのに、、 固まらなかったら悲しすぎますよね。 そんな生チョコを再びちゃんと固まった状態に復活させる方法についてご紹介します もしそんな失敗してしまったら是非試してみてくださいね 動画には記載していないのですが、こちらの概要欄では失敗しやすいポイントや 材料、レシピのポイントに関しても記載しています もしよかったら参考にしてみてくださいね☆

レシピをYouTubeの動画こりすクッキングチャンネルにアップしています。数時間冷やしたけどうまく固まらずに失敗してしまった生チョコを再び固まらせる復活方法の工程やポイントなど、ぜひ動画も参考にして下さい。

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紹介動画

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投稿名の材料

投稿名の作り方

  • 生チョコが固まらなかった時に復活させる方法についての考え方

    今回柔らかく固まりが悪い生チョコを復活させる方法についての考え方
    チョコレートは主に油脂、生クリームは主に水分(4割ほど油脂ですが)と考えた時に、今回の方法としては失敗した生チョコに油脂を足して乳化しやすい状態にもっていって復活させる方法になります
    作ったレシピに対して割合に応じて溶かしたチョコレートを足したり、チョコの1割ほどのバターを足すことで生チョコの油脂と水分を安定させ繋がりやすい状態に戻し、再び冷やし固める方法です

     

    前提として
    ・今回の復活させる方法をする前に、まず前提としてチョコに水が入ってしまったり、チョコを加熱しすぎて焼けた状態になってしまったりなどしてしまった場合には難しいのでご了承ください

  • 生チョコが固まらなかった時に復活させる方法

    冷蔵庫で数時間冷やした生チョコが柔らかくてちゃんと固まっていないことを確認したら、まず作った生チョコのレシピを確認します

    生チョコのレシピを確認するポイント
    私の場合は生チョコがちゃんと固まらなかった時にチョコと生クリームの割合(レシピ)を確認してこの後足すチョコの分量を決めます

    安定して固めやすいチョコと生クリームの割合に関して
    スイートチョコ100g に対して 生クリーム60g (割合としては5対3)
    の割合がかなり安定して固めやすいバランスなので
    例えばスイートチョコ100g 生クリーム100gで作って失敗した場合だと
    溶かしたスイートチョコを50~60gくらい足したり
    スイートチョコ100g 生クリーム80gで作った場合だと
    溶かしたスイートチョコを30gくらい足して
    チョコを足した後の割合を5対3くらいになることを考えて足すチョコの量を決めます

    バターが入らないレシピならチョコ100gに対して無塩バターを10gほどプラスで加えても安定しやすいです(お好みで)

    足す分のチョコの量が決まったら、まずは失敗して柔らかい生チョコを水気をふき取った中くらいのボウルに入れます。
    ラップごと持ち上げてラップを挟むように手でキューっと絞るように取ると綺麗にとりやすいです

    それとは別に足す分のチョコ(バター)は別の小さなボウルなどに溶かしやすいように刻んでいれておきます

    失敗して柔らかい生チョコを湯煎にあててゴムベラで混ぜながら温め直します。ややぬる冷たい(25℃~30℃くらい)まで温め直したら湯煎から取り出します。

    足すほうのチョコ(バター)も湯煎にあてて溶かします(35℃くらい)

    温め直した生チョコに足すために溶かしたチョコ(バター)を加えてホイッパーで全体を混ぜ合わせます

    ※まだこの段階では溶かした生チョコも足したチョコもやや温度が高いので不安定です

    5分ほど常温におきます

    5分ほど常温でおく理由とポイント
    ・温かい生チョコに溶かした温かいチョコを加えたばかりは温度がやや高いのでまだ油脂と水分が不安定な状態で、混ぜてもややサラッとしてしまいます。5分ほど常温(正確にはやや涼しい~やや寒めの場所)に置くことで少し温度を安定させて油脂と水分が繋がりやすい状態にします

    ・5分ほど常温ということですが、バレンタインあたりの冬場の時期であれば涼しめ~やや寒めの空間で5分ほどおくことを目安にしてください。かなり極寒のような寒い空間であればもちろんそれに合わせて2~3分というように時間の調整をしてください(温かい時期であれば冷蔵庫に3分ほどで良いと思います)
    あまり寒すぎる部屋などに置くと表面やボウルの淵が固まってきてしまうので状況に応じて時間は調整してください

    5分ほど経ったら再びホイッパーで混ぜます。ツヤっと混ざったら再びラップをしいたトレーなどに流して冷やし固めてください

    固まったらお好みでココアをかけたりカットして仕上げてください☆これで生チョコの復活方法完了です

  • 生チョコを手作りする時の失敗しやすい例

    ・チョコ100gに対して生クリーム100gくらいの生チョコはうまく作れるととっても口どけが良くお店のような生チョコが作れますが、油脂に対して水分量も多いのでちょっとしたミスや材料の違いで失敗することもあります(こりすクッキングではこのレシピの場合は生クリームを油脂分47~48%の純生クリームという風に材料を指定しています)

     

    ・チョコを湯煎でしっかり温めて溶かした上に生クリームも沸騰させて、結果仕上がりの生チョコの温度が高すぎて油脂と水分が不安定になりつながりにくく失敗してしまうことがあります。
    作る量にもよりますができればチョコは細かく刻んで沸騰した生クリームを加えて生クリームの余熱で溶けきるくらいにすると仕上がり温度も安定してつながりやすいです

     

    ・作る量はすごく少量なのに大きなボウルや器を使ってしまっている場合。例えばチョコ50g~100g程度の生チョコを作る時に30㎝くらいの大きなボウルを使ってしまう場合、チョコと生クリームに深さがでずホイッパーのあたりが悪くなってしまいつながりにくい状態になることがあります。100g程度のチョコで作る場合は21~24㎝くらいのボウルで作ると作りやすいです

     

    ・ずーっと置いといた状態の悪いチョコを使ったりする場合。一概には言えませんが状態の悪いチョコを使ったりして固まりが悪かった経験が私にはありまして、なるべく新しく購入した新しいチョコを使うと安定しやすいです。
    それとこちらも一概には言えませんが私の経験から、植物性ホイップや安定剤などの入った生クリームを使う時にはやや仕上がりが変わったり、繊細なレシピを使うと固まりが悪いというような経験があるので
    植物性ホイップの時や安定剤の入った生クリームを使う時はチョコ100gに対して生クリーム55~60gの安定したレシピで作ることが多いです。
    安定して作りやすいのは個人的には明治のブラックチョコレートと明治のおいしい生クリームの材料がとても安定して作りやすく感じています(あくまで個人的な感想なので参考までに)

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