お菓子の家(ヘクセンハウス)の作り方・本格プロレシピ【クリスマス】
今回はお菓子の家(ヘクセンハウス)の作り方・レシピをご紹介します。 一からクッキー生地を仕込み、延ばしてカットして焼いて組み立てます お好みのお菓子をいっぱい詰めて世界に一つのお菓子の家に☆ 作業工程は大変ですがクリスマスのお祝いに是非作ってみてくださいね☆
レシピをYouTubeの動画こりすクッキングチャンネルにアップしています。工程ごとの作り方の手順やポイント、組み立て方、組み立てについてのポイントなどについて、ぜひ動画も参考にして下さい。
目次
紹介動画
投稿名の材料
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無塩バター
- 160g
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粉糖
- 160g
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卵
- 75g(約1.5個分)
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薄力粉
- 320g
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卵黄
※クッキーを焼く時に塗る用 - 約2個分程度
◎クッキー生地の分量について
今回は動画でご紹介したお菓子の家の大きさに合わせて上記の分量でクッキー生地を仕込みました。もう少しサイズが小さめだったり、土台がいらないという場合には2/3量で作ったり、1/2量で作ってください☆
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粉糖
- 120g
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卵白
※硬さを見て量を調整してください - 卵約1/2~2/3個分程度
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レモン果汁
- 小さじ1/2程度
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テンパリング不要のチョコレート
- 約100~150g程度
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お好みのお菓子(駄菓子)
- 500円以内
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お好みの飾り(サンタさんなど)
※今回は色粉で着色したマジパンで作りました - お好み量
投稿名の作り方
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お菓子の家(ヘクセンハウス)に使う道具
お菓子の家(ヘクセンハウス)に使う道具はボウル、ホイッパー、ゴムベラ、粉ふるい、ハンドミキサー、麺棒、絞り袋、丸口金、抜型、包丁、まな板、エアダスター(ホームセンターで購入300円程度)
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お菓子の家の設計図を描く
・まずお菓子の家の設計図を簡単に書いてハサミでカットします
◎今回作ったお菓子の家(ヘクセンハウス)のパーツごとの大きさ
・壁 … 10×10㎝正方形2枚 10×10㎝正方形に高さ5㎝の2等辺3角形をプラスしたパーツ 2枚・底 … 10×10㎝正方形1枚
・屋根 … 11×9㎝長方形 2枚
・えんとつ … 4×4㎝1枚 4×1.5㎝1枚 4×4×1.5の斜2枚
・土台 … 18㎝の円形1枚
※今回土台は他のパーツを取り終わった生地を寄せ集めてとりました・飾りのパーツ … 100均の抜き型でお好み量
※今回飾りのパーツは土台も取り終わってさらに余った生地を集めてとりました -
クッキー生地を作る前準備
・バターは事前に常温に出して指で押せる程度の適度な固さにしておきます。(冬場など寒い時期は電子レンジ500Wで5秒程度ずつ加熱しながら程度な固さにしてください)
・卵はしっかり溶きほぐしておきます。 -
クッキー生地作りスタート
固さを調整したバターをホイッパ―でなめらかにして、粉糖をふるい入れて混ぜ合わせます。
※泡立てる必要はありません
卵を3~4回に分けて加えてそのつどしっかり混ぜ合わせます。
薄力粉をふるい入れてゴムベラで切るように混ぜ、そぼろ状になったら生地がまとまるまでしっかりと混ぜます。
作業台にラップを広げて生地をのせ、約1㎝の厚みに整えてラップで包み冷蔵庫で4時間以上冷やします。
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クッキー生地を延ばす
冷やしたクッキー生地を設計図のパーツに合わせて延ばします。
◎クッキー生地の延ばす目安
・今回仕込んだクッキー生地を約3分割して2つは冷蔵庫に入れておき、1ずつ練り直して延ばしていきます。練る時延ばす時に打ち粉(今回は薄力粉使用しました)をしっかりと
まぶして生地がべとつかないようにしながら厚さ約5㎜程度に約20×20㎝の大きさに延ばします(10×10㎝パーツが4枚とれる)
延ばした生地はラップで包んですぐに冷蔵庫に入れます。残りの2つも同じように厚さ5㎜の大きさ約20×20㎝に延ばします。◎今回の延ばす時の打ち粉使用についてのポイント
・今回はクッキー生地でお菓子の家の組み立てるのでクッキーはさくホロっというよりはしっかりした焼き上がりにしたいと思います。なのでこの段階で動画のように打ち粉を
ある程度しっかり使って練り延ばすようにしてください(べとつきにくくこの後の工程も扱いやすくなります)3分割したクッキー生地をそれぞれ厚さ5㎜の大きさ約20×20㎝に延ばしたらラップをして冷蔵庫で2時間以上冷やします
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延ばしたクッキー生地をカットする
延ばしたクッキー生地を1枚ずつ取り出して、設計図のパーツ通りにカットします。
◎使用する生地とカットするパーツの目安
・20×20㎝クッキー生地1枚目 … 10×10㎝正方形2枚 底 … 10×10㎝正方形1枚 えんとつのパーツ
・20×20㎝クッキー生地2枚目 … 10×10㎝正方形に高さ5㎝の2等辺3角形をプラスしたパーツ 2枚
・20×20㎝クッキー生地3枚目 … 屋根 … 11×9㎝長方形 2枚壁、底、屋根、えんとつまで取り終わったら余った生地をサッと練り直して延ばして、18㎝の円形を1枚とります。さらに余った生地を飾りパーツ用に5㎜に延ばしておきます
すべてのクッキー生地を冷蔵庫で1時間冷やします
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カットしたクッキー生地をくり抜く
カットして冷やしたクッキー生地をそれぞれ動画のようにくり抜いたり、窓部分、ドア部分をカットしてくり抜きます。土台は今回レンガ調にしたかったので18㎝の円形にカットした生地の表面をスケッパーと包丁の背で筋をつけレンガ模様をつけました
全てくり抜けたら焼く前までのパーツの準備は完了です
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クッキー生地を焼く
クッキー生地をベーキングシートを敷いた天板にのせ、表面に卵黄をハケで塗ります
170℃に予熱したオーブンで約20分+α焼き、きつね色になるまで焼きます
焼けたら2~3分置いて荒熱を取って、別のトレーから皿に割れないように移します。天板を水道水でサッと冷やして水けを拭いて残りのクッキー生地も同じように卵黄を塗って焼いていきます
※今回は3回に分けてそれぞれのパーツを焼きました(なるべく焼きむらがでないようになるべく似たような大きさのクッキー生地を焼きました
※焼きたてのクッキーはなるべく垂直に重ねずずらして重ねたりして、人肌以下程度に冷めてきたらまとめてください
※この段階以降すぐに組み立てなかったり、例えばマジパンの飾りなどを作るために数時間かかる場合はクッキーはなるべくトレーなどに乾燥剤と一緒に入れしっかりラップをしてなるべく密閉して保管してください -
お菓子の家を組み立てる
テンパリング不要のチョコを湯煎にあてて、チョコがお風呂くらいの温度になるように溶かし温めます。溶かしたチョコを絞り袋に入れてせんたんを細くカットします
※溶かしたチョコは冷え固まらないように保温しておきます
※絞り袋に入れたチョコは特に細いせんたんからかなり冷え固まりやすいです。例えばオーブンを100℃程度に予熱しておいて、温かい保管庫のようにしておいて絞り袋のチョコが冷え固まらないようにそこで保温するのも良いですし、少し固まった程度であれば絞り袋のまま電子レンジ500Wで10秒程度温めると溶けます(温めすぎ注意)焼いて冷めたクッキーのパーツにチョコを絞ってエアダスターを優しく吹きかけ固めて接着して組み立てていきます。
◎今回組み立てた順番
土台をトレー又は皿に接着 → 家の壁の接着 → 家の底部の接着 → 家の周囲に扉や飾りパーツを接着 → 屋根にえんとつパーツを接着この段階まで組み立てたら家の中にお好みのお菓子(駄菓子)を入れます
屋根を接着 → これでお菓子の家のパーツ接着は完了です
◎チョコの接着のポイント
・チョコをつけてパーツを手で優しく固定して、エアダスターを優しく吹きかけてチョコを固めて固定します。一部を固定した段階で手を放して、弱そうな部分にさらにチョコを絞ってエアダスターを優しく
吹きかけて固定すればより強い強度になります -
絞れるグラスロワイヤルを作って雪を装飾する
絞れるグラスロワイヤルを作ります
絞れるグラスロワイヤルの作り方→グラスロワイヤルの作り方動画グラスロワイヤルは乾燥しやすいのですぐに丸口金をセットした絞り袋に入れるか、ボウルに塗れ布巾を被せて乾燥しないように注意してください
屋根やえんとつ、お好みの部分にグラスロワイヤルを絞って雪を装飾します
※グラスロワイヤルは絞りたてはなめらかですが、常温に置いておくことで徐々に硬く固まってきます
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仕上げ
事前に作った飾りなどを配置します
お菓子の家(ヘクセンハウス)の完成です。
◎お菓子の家(ヘクセンハウス)の保存について
今回のお菓子の家(ヘクセンハウス)は主にクッキーでできているので、そのまま常温に置いておくと室内の湿気や状態にもよりますが少しずつ湿気てきます。
2~3日以内程度に食べる場合はそのままでも良いですが、ある程度長く置いて楽しみたい場合はお菓子の家(ヘクセンハウス)がすっぽり入るケースに、多めの乾燥剤と一緒に入れておくのがおすすめです
完全密封でなくても、常温でそのまま置くよりは長く楽しめます。(ある程度しっかり密封できていれば2週間程度)