本格クリスマスケーキの作り方【プロレシピ】お店のように綺麗に美味しく仕上げるポイント 12・15・18㎝各サイズレシピ
今回は本格クリスマスケーキの作り方・レシピをご紹介します。苺の生ショートケーキをベースに作る本格クリスマスケーキです。スポンジケーキはプロレシピの香りと食感の良いものを使い、クリームは贅沢に純生クリームで作る本格ミルキ~なクレームシャンティ、香りの良い苺を贅沢に使ってお店のような本格的なクリスマスケーキをおうちで作ります。
レシピをYouTubeの動画こりすクッキングチャンネルにアップしています。作り方の手順やポイント、本格的なお店のような味わいにするためのポイントなど、ぜひ動画も参考にして下さい。
目次
紹介動画
投稿名の材料
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卵(Mサイズ)
- 2個
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グラニュー糖
- 60g
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はちみつ
※レンゲの花のはちみつがおすすめ - 5g
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薄力粉
- 55g
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牛乳
- 13g
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無塩バター
※有塩バターでも可 - 13g
本記事では3~5人前に適した15㎝(5寸)サイズで作り方をご紹介しますが、記事最後に1~3人前に適した12㎝(4寸)サイズと5~8人前に適した18㎝(6寸)サイズのレシピもご紹介します。
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生クリーム
※お勧めはタカナシの47%と35%の純生クリームを1対1で合わせたもの
※次にお勧めなのは明治十勝35%(あっさりミルキーに仕上がります) - 300g
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砂糖
- 24g
※生クリームたっぷりに仕上げる場合は生クリーム350gに砂糖28gで作って下さい
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苺
※苺はサンド用は約4粒、飾り用は約8粒です。 - 約12粒(苺のサイズや形によって前後)
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チャービル
※無しでも可 - 適量
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クリスマスの飾り
※今回は製菓材料店で購入しました - お好みのもの
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溶けない粉糖
※ナパージュなどを塗っても良いですし、無しでも可 - 適量
投稿名の作り方
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本格クリスマスケーキに使う道具
本格クリスマスケーキに使う道具はボウル、ホイッパー、ゴムベラ、ザル又は粉ふるい、ハンドミキサー、波刃包丁(100均でも購入可)、パレットナイフ、回転台、茶こし、絞り袋、口金(星口金の大)、15㎝スポンジケーキ型、焼き紙、包丁、まな板
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プロレシピのスポンジケーキ(15㎝)・クレームシャンティを作る
プロレシピのスポンジケーキ(15㎝)、クレームシャンティの順番で作って準備しておきます。
・プロレシピのスポンジケーキの作り方→プロレシピのスポンジケーキ(ジェノワーズ)の作り方☆12㎝、15㎝、18㎝のレシピ有☆
・クレームシャンティの作り方→クレームシャンティ(ホイップクリーム)の作り方・レシピ
※スポンジケーキはふんわりしっとり保湿しておきます。
※クレームシャンティは氷水にあてしっかり保冷しておきます。クリームはサンド、下塗り、本塗り(ナッペ)、デコレーションと数回に分けて使うので、この段階ではホイッパーで持ち上げた時にスーッと消えるくらいに泡立てておいて、そのつど使う分だけを泡立てていくようにすると最後までなめらかなクレームシャンティを使うことができます。
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本格クリスマスケーキを組み立てる前準備
・苺はサンド用は1粒を4~5枚にカット、飾り用はヘタをカットしておきます。(なるべく綺麗なものは飾り用に)
・スポンジケーキは焼き面を取って3枚にスライスしておきます。(お好みで焼き面はつけたままでも良いです)※スポンジケーキをスライスするポイント→スポンジケーキを綺麗にスライスする方法
※飾り用の苺は使うまで一旦冷蔵庫に入れておきます。 -
本格クリスマスケーキを組み立てる
1枚目のスポンジケーキにクレームシャンティをのせ薄く塗り広げ、カットした苺を並べます。クレームシャンティをホイッパーにひとすくい程度のせ苺が透けて見える程度に塗り広げます。
※クレームシャンティを分厚く塗りすぎると苺が動いてしまうので注意して下さい。サンドする苺はスポンジケーキの円周の約1㎝内側に収まるように並べます。ギリギリまで苺を置いてしまうとサンドした時にクリームですべってはみ出してくることがあります。
◎サンドするクリームの固さについて
サンドするクリームの硬さがゆるすぎると組み立てている間にスポンジケーキや苺がずれてきたり、組み立てた後にケーキが崩れたりする原因になります。サンドするクリームはややしっかり目に泡立ててからサンドするようにしてください。他に扱うクリームの種類でも泡立て具合の硬さがやや変わります。例えば今回動画で使用した純生クリームの脂肪分47%と35%の1対1の組み合わせのクリームであればある程度滑らかながらも保形性のクリームに仕上がりますが、安定剤の入った生クリーム(フレッシュクリーム)や植物性のホイップなどを使用する場合はしっかりめに泡立ててからサンドするのがおすすめです。
2枚目のスポンジケーキをのせ軽く押さえ、クレームシャンティをのせ薄く塗り広げカットした苺を並べます。クレームシャンティをホイッパーにひとすくい程度のせ苺が透けて見える程度に塗り広げます。
3枚目のスポンジケーキをのせ軽く押さえ、ケーキの上面と側面にスポンジケーキが透けて見える程度に薄くクレームシャンティを下塗りします。サンドした時に側面にクリームが行き届いていない場合はこの下塗りの段階でしっかりクリームで埋めるようにします。
※クレームシャンティを下塗りすることでサンドした時の空洞を埋めることができたり、ナッペ(本塗り)をする時にスポンジケーキのクズが出にくくなり、綺麗にナッペ(本塗り)をしやすくなります。
下塗りしたケーキを回転台にのせ、なめらかなクレームシャンティをナッペ(本塗り)します。ナッペしたケーキをケーキトレー又は皿などにのせます。これで本格クリスマスケーキの土台の組み立ては完了です。
このまますぐにデコレーション・仕上げに移っても良いですが、この段階で一旦仕上げに使うクレームシャンティの硬さの調整や飾りなどの準備、周りの跡片付けなどを行って余裕をもって楽しんでデコレーションするのがおすすめです。◎本塗り(ナッペ)するときのクリームの硬さのポイント
本塗り(ナッペ)するときのクリームはふんわりしながらもツヤがあってなめらかな状態のクリームを使用するようにします。固いクリームを使用してしまうと塗っている段階でどんどんバサバサになる恐れがあります。
もしサンド、下塗りに使用した段階でクレームシャンティが全体的に固くなっている場合は追加で少量の生クリームを足して混ぜ合わせなめらかでツヤのある状態にしてから本塗り(ナッペ)するようにしてください。 -
仕上げ・デコレーション
クレームシャンティの硬さを調整して絞り袋に入れ(星口金セット)、クリスマスケーキにクレームシャンティを絞り、事前に用意した苺を飾りつけます。苺が動かないように真ん中にもクレームシャンティを絞ります。
◎絞るクレームシャンティの硬さについて
絞りに使うクレームシャンティはある程度形を保持しながらもツヤのある状態のクリームにします。柔らかすぎると絞った後に形を保持できずに崩れたり、クリスマスの飾りなどをのせた後に重みに耐えられずに崩れてしまう恐れがあります。お菓子作り初心者の方はクリームの硬さはやや固めに仕上げて絞るのがおすすめです。(飾りや苺が崩れてしまわないように)苺に溶けない粉糖をふりかけて、クリスマスの飾りを飾ります。これで本格クリスマスケーキの完成です。
※今回は溶けない粉糖を振りかけましたが、粉糖は無しでも良いですし、ツヤを出したい場合はナパージュなどを塗るのもおすすめです。
カットする時はカットするたびに熱湯で熱くした包丁でカットすると断面がきれいにカットできます。お店のような味わいの見た目の本格クリスマスケーキで楽しいクリスマスのお祝いをしてくださいね☆
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本格クリスマスケーキの別量レシピ
【12㎝(4寸)サイズで本格クリスマスケーキを作る場合】
【12㎝(4寸)サイズで作る場合の材料】160℃ 21分
卵(Mサイズ) … 1個
グラニュー糖 … 30g
はちみつ … 3g
薄力粉 … 27g
牛乳 … 7g
無塩バター … 7g【クレームシャンティの材料】
・生クリーム … 200ml
・砂糖 … 16g【その他の材料】
・苺 … 約8粒(苺のサイズや形によって前後)
・チャービル … 適量
・クリスマスの飾り(製菓材料店で購入しました)
・溶けない粉糖 … 適量【18㎝(6寸)サイズで本格クリスマスケーキを作る場合】
【18㎝(6寸)サイズで作る場合の材料】160℃ 30分
卵(Mサイズ) … 3個
グラニュー糖 … 90g
はちみつ … 8g
薄力粉 … 82g
牛乳 … 19g
無塩バター … 19g【クレームシャンティの材料】
・生クリーム … 400ml
・粉糖 … 32g【その他の材料】
・苺 … 約18粒(苺のサイズや形によって前後)
・チャービル … 適量
・クリスマスの飾り(製菓材料店で購入しました)
・溶けない粉糖 … 適量 -
より詳しくご紹介するクリスマスケーキの作り方動画