パイ生地

速成パイ生地の作り方・レシピ【フィユタージュ・ラピッド】簡単・本格パイ生地☆

調理時間: 40分以下 ※冷やし寝かせる時間を除く 

動画でこのレシピを作る

今回は速成パイ生地(フイユタージュラピッド)の作り方・レシピをご紹介します。角切りにしたバターと粉類を混ぜ合わせ、牛乳、卵、塩を混ぜ合わせた液体を加え生地を作ります。冷やし寝かせた生地を丁寧に折り込んでいくことでバターと生地が綺麗な層になっていきます。簡易的なパイ生地ですが、味わいは本格的で歯切れの良いパイ生地です。ミルフィーユやパイケーキなど様々なお菓子作りに使えます。

レシピをYouTubeの動画こりすクッキングチャンネルにアップしています。パイ生地の作り方・延ばし方・折り込み方・作業手順など、ぜひ動画も参考にして下さい。

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紹介動画

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投稿名の材料

速成パイ生地(フイユタージュラピッド)の材料

薄力粉

42g

強力粉

42g

無塩バター

85g

12g

1g

牛乳

35g

・生地の出来上がり量 約215g(パイシューで約6個分)
・本記事下部に別量レシピ記載あります

投稿名の作り方

  • 速成パイ生地(フイユタージュラピッド)に使う道具

    速成パイ生地(フイユタージュラピッド)に使う道具はボウル、ホイッパー、ゴムベラ、スケッパー、麺棒

  • 速成パイ生地(フイユタージュラピッド)を作り始める前の前準備

    ・卵に塩を加え混ぜ合わせて、牛乳を加え混ぜ合わせ冷蔵庫に入れ冷やしておきます
    ・薄力粉と強力粉をボウルに入れてホイッパーで混ぜ合わせ、冷えたバターを約1㎝角にカットして粉に加え、バター1粒1粒に絡まるようにバターをほぐしながら粉を絡めます。(バターが潰れないように注意します)絡まったら冷蔵庫に入れてしっかり冷やしておきます

    卵と塩と牛乳をよく混ぜ合わせる
    バターを約1㎝に角切りにする
    粉に角切りにしたバターを加える
    角切りにしたバターに粉を絡める
    粉の中心をくぼませる

    ※薄力粉と強力粉は分量分を事前に計量して冷蔵庫で冷やしておくと、バターを加えた時にバターが溶けにくくなり作業が行いやすくなります。
    ※バター一粒一粒に粉を絡めることで均一な速成パイ生地が作りやすくなります。

  • 速成パイ生地(フイユタージュラピッド)作りスタート

    事前に卵、塩、牛乳の混ぜ合わせ冷やしたものを冷えた粉とバターに加えます。加える時に粉の中心をくぼませてそこに液体を加えます

    粉の中心をくぼませる
    粉の中心に液体を加える

    材料がしっかり冷えていることでバターがしっかり残り,層のしっかりしたパイ生地に仕上がります。

    ゴムベラで切るように混ぜ、粉全体に液体をいきわたらせます。

    粉と液体をゴムベラで切るように混ぜ合わせる
    液体を粉全体にいきわたらせる

    バターがなじまないように意識しながら粉を切るように混ぜ液体をなじませていきます。

    ある程度液体がなじんだらゴムベラで生地を優しく押すようにして生地をまとめていきます。まとまれば生地の完成です。(混ぜすぎるとバターがなじんでしまうので、生地がまとまったらすぐに混ぜるのをやめます

    生地を優しく押すようにしてまとめる
    生地がまとまった状態

    ※材料がしっかり冷えた状態で混ぜ合わせたので角切りにしたバターがしっかりと残った状態です。

    生地がまとまったら生地の厚みを約1㎝に整えてラップに包んで冷蔵庫で1時間半~4時間冷やします。

    ※生地の厚みを1㎝に整えることで生地の中心まで均一に冷えやすくなります。

  • 生地を折り込んでいく

    まず生地を30~40㎝に伸ばして生地をもってトントンとして生地のグルテンを緩めます。最初にバターが作業台についてしまわないように打ち粉(強力粉)をふりかけて、麺棒で上からクックッと押すように延ばしていきます。バターがほぐれて延ばしやすくなったらしっかりと延ばしていきます。(途中生地の上下に打ち粉をまぶしながら延ばしていきます)

    速成パイ生地を延ばす
    速成パイ生地を30~40㎝に延ばす
    パイ生地の緊張を緩める

    ※生地のグルテンを緩めずにそのまま折り込んでいくと焼きあがりの固い生地になったり、焼いた時に縮んでしまう原因になるので、延ばした後に生地をトントンと緩めることが大事になります。

    生地を手前から1/3折り返して、奥から1/3折り返して重ね、生地を麺棒で上から押して生地をなじませます。この折り方が3つ折りになります。

    パイ生地を3つ折りする

    ※次に伸ばす時に生地の折り目の断面が前後になるように生地を置いてください(詳しくは動画でもご紹介しています)

    1回目と同じように生地を30~40㎝に伸ばして生地をもってトントンとして生地のグルテンを緩めます。

    パイ生地を延ばす
    パイ生地を30~40㎝に延ばす

    手前から3/4程度折り返して、奥から1/4程度折り返してそれを半分に折り、生地を麺棒で上から押して生地をなじませます。これが4つ折りになります。

    パイ生地を4つ折りする
    パイ生地を4つ折りする

    ※次に伸ばす時に生地の折り目の断面が前後になるように生地を置いてください(詳しくは動画でもご紹介しています)

    3つ折りと4つ折りが完了したらパイ生地をラップで包んで冷蔵庫で1時間以上冷やし寝かせます。

    ※冷やし寝かせることでグルテンが休まって、次に生地を伸ばしやすい状態になります。

    冷やし寝かせた生地を先ほどと同じように3つ折り、4つ折りをして、ラップで包んで冷蔵庫で1時間以上冷やし寝かせます。

    パイ生地を30~40㎝に延ばす
    パイ生地を折る

    最後に冷やし寝かせた生地を伸ばして4つ折りにして冷蔵庫で1時間半以上冷やし寝かせます。合計で3→4→3→4→4折りを行いました。

    パイ生地を折る

    ◎パイの折り込み回数について

    パイ生地の折り込みなのですが、今回ブログ内では3つ折り→4つ折り→3つ折り→4つ折り→4つ折りの合計5回折り込む作業をしたのですが、 3つ折り→4つ折り→3つ折り→4つ折りの合計4回の折り込みでの作り方もとってもお勧めです。

     

    ・5回の折り込み … 層が多くなる分密になって、細かくサクサクっとした食感になります。個人的にはミルフィーユなどを作る時におすすめです。

     

    ・4回の折り込み … 層が少なくなる分焼きた時のボリュームが出て、マロンパイやアップルパイなど、パイ生地のボリュームを出したい時にとってもお勧めです☆ お好みの折り回数で作ってみて下さい

    冷やし寝かせたら速成パイ生地(フイユタージュラピッド)の完成です。使用する厚みに伸ばして使用します。(ミルフィーユなどに使用する場合は3㎜程度)

  • 速成パイ生地の別量レシピ

    ◎ミルフィーユ作りにお勧めのレシピ(生地仕上がり量約320g)
    薄力粉 … 63g
    強力粉 … 63g
    無塩バター … 128g
    卵 … 18g
    塩 … 2g
    牛乳 … 52g

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