摘果りんご酒の作り方・レシピ【摘果したりんごで漬ける自家製果実酒】

今回は摘果りんご酒の作り方・レシピについてご紹介します 7月後半、知り合いの方のりんごの樹に沢山実ったりんごの実。 その実を数を減らして、残りの実った実に沢山栄養がいくようにする摘果という作業。 その摘果した成長途中の小さな青いりんごを頂けることになりました 今回はその摘果した小さなりんごを使って摘果りんご酒を漬けます 酸っぱくえぐいものなのかなとイメージしていたのですが、食べてみると意外とさっぱりしていて 優しい酸味と甘み、ほんのりとしたえぐみとしっかりとした食感 でも凄くみずみずしくてとっても美味しかったです(^^)
レシピをYouTubeの動画こりすクッキングチャンネルにアップしています。ぜひ動画も参考にして下さい。

紹介動画
投稿名の材料
-
摘果りんご
- 小さな姫りんごサイズくらいのもの約5玉
-
氷砂糖
- 150g
-
ブランデー(VOがおすすめ)
※ホワイトリカーでも漬けれますが、個人的には摘果りんごが酸味が優しく凄く優しい味わいなのでブランデー(VO)がおすすめです - 約500ml
-
レモン 1/2個分
投稿名の作り方
-
摘果りんごの大きさとおすすめの使い分け
◎摘果りんごの大きさとおすすめの使い分け
摘果りんごは摘果するタイミングで大小さまざまな大きさがあります。今回も姫りんごサイズの小さなものから通常のりんごの半分~2/3くらいの大きさのものまで色々な大きさがありました。・姫りんごサイズの小さなもの … 食感はパリッとしっかりしていて、やや酸味とほのかなえぐみを感じますがサッパリと美味しくいただけました。個人的には姫りんごサイズの小さなものは自家製果実酒やりんご飴などに使うのがおすすめです
・姫りんごサイズよりやや大きいもの … 食べると姫りんごサイズのものよりやや酸味がまろやかでえぐみも優しく感じるくらいでサッパリした味わい。果肉量もある程度あるので摘果りんごジャムにするのがおすすめです
・通常のりんごの1/2~2/3サイズくらいのもの … さらにりんごに近い味で果肉もある程度しっかりあります。コンポートにするのがおすすめです
※今回は果実酒を漬けこむので姫りんごサイズのものを使用します
-
摘果りんご酒に使う道具
摘果りんご酒に使う道具は包丁、まな板、ボウル、漬けこみ保存瓶(お好みの大きさで良いですが、今回は800ml瓶を使用しました)
-
摘果りんご酒を作る前準備
・保存瓶は綺麗に洗って煮沸消毒して乾燥させておきます
-
摘果りんご酒作りスタート
摘果りんごはサッと洗って軸を取って、1~1.5㎝程度の輪切りにします
※色が変わりやすいのですぐに次の作業に移ります
事前に準備した保存瓶に輪切りのりんごと氷砂糖を交互に入れます。最後に皮と白いワタの部分を取ったレモンの果肉を1㎝の輪切りにしたものを1/2個分入れます。
※りんごの大きさによって瓶に入る分量は変わりますが、今回は800ml保存瓶に輪切りにしたりんご5個分と氷砂糖150gを入れ瓶の約8分目くらいまで埋まりました
ブランデーを注ぎ入れます
※ホワイトリカーなどお好みのお酒でも可
蓋をしっかりして直射日光の当たらないなるべく涼しい場所に置いて漬けます
◎漬ける上での手順とポイント
①まず漬けてから最初の1週間は1日に1度はなるべく保存瓶を上下させて中のお酒をまわすようにします。溶けた氷砂糖の糖分は瓶底にたまりやすいのでそれをまわすことにより全体に均一にすることと
果肉の傷みを防ぎます。特に表面の空気に触れた部分は最初の内は傷みやすくなるので注意してください
1週間ほど経過した以降は1週間に一回ほど保存瓶を上下させる程度で良いですし、果肉とレモンを取り除いて以降は数か月に1度程度でOKです。半年経過後はほぼまわさなくてもOK②漬け始めてから1カ月半ほど経過したらりんごの果肉とレモンを取り除きます
③果肉とレモンを取り除いて以降はなるべく暗く涼しい場所で数か月~半年以上寝かせてお酒を熟成させます。数か月経過で飲むことはできますが、最初の内はまだアルコールの角があるので半年から1年以上寝かせることでアルコールの角もとれてまろやかな味わいになります
◎ポイント
長い期間熟成させるので、まずは蓋をしっかりしてアルコールが抜けないように注意してください。なるべく暗く涼しい場所でゆっくり熟成させることでまろやかな味わいに仕上がります