今回は半生焼き菓子をプロのお店のように長期間保存する方法をご紹介します。 パウンドケーキやマドレーヌ、フィナンシェなどの半生菓子を プロのお店のように常温でもある程度長期間保存できる方法についてお伝えします 焼き菓子のプレゼントなどに是非試してみてくださいね☆

紹介動画

投稿名の材料

投稿名の作り方

• 半生焼き菓子を長期間保存する点での注意点

  今回ご紹介した半生菓子を常温でもある程度長期間保存できる方法について、プロのお店では作業スペースや作業台など衛生管理や審査の基準をクリアした空間で製造しお菓子の保存スペースなどもある程度温度管理された場所で行っています。
  あくまでご自宅でおこなう方法なので、その点をご理解された上で参考にしてみてください☆

  ・半生焼き菓子とは　…　半生焼き菓子とはフランス語で「ドゥミセック」といって、サクッと焼ききったクッキーなどと違い、ある程度水分の残ったマドレーヌやフィナンシェ、パウンドケーキなどのことをいいます。

• 今回使用した道具

  シーラー（専用の袋を熱で密閉する機械）
  ※製菓材料店又はコッタなどのお菓子の道具のネット販売で購入できます

  ガス袋（酸素を通さずシーラーに対応した熱で密閉できる専用の袋）
  ※半生菓子の大きさに合わせたものを購入しました
  ※製菓材料店で購入しました

  脱酸素剤（エージレンス）
  ※製菓材料店又は業務用スーパーで購入しました

  

  ※画像の右下がシーラー、左下がガス袋、上がエージレンス（脱酸素剤）になります

• 半生焼き菓子を長期間保存する方法

  パウンドケーキやマドレーヌなど冷ます工程以降は半生焼き菓子を素手で触らないようにします。1本のまま袋詰めする場合はこのまま、カットする場合はアルコールなどで綺麗にした包丁でカットしてケーキを触る方の手は食品適合のビニール手袋をします

  

  

  しっかりと半生焼き菓子が中心まで冷めたら食品適合のビニール手袋をして半生焼き菓子をガス袋に入れます

  

  ※ガス袋を触る時は半生菓子を触った手袋で触ると袋が油で汚れてしまうので、袋を掴むほうの手袋は外して手袋をした手でお菓子を掴み袋に入れます

  すべての半生菓子を袋に入れたらエージレンス（脱酸素剤）の袋を開けて、手袋をした手でエージレンス（脱酸素剤）を掴んで半生菓子の背面に入れます。すべてエージレンス（脱酸素剤）を入れ終わったらすぐにエージレンス（脱酸素剤）の袋をシーラーで閉じます

  

  

  ※脱酸素剤は空気に触れ続けると効果が無くなってしまうので、使い終わって余った脱酸素剤の袋はすぐにシーラーで閉じて密閉してください

  脱酸素剤を入れた半生菓子のガス袋をシーラーで閉じます

  

  

  

  ※ガス袋が閉じ切れてなくて隙間が空いていたりしてしまうと保存期間が大きく変わってしまうので、必ず熱で袋が密閉されているか確認にしてください
  ※ガス袋は両側にピンと張ってなるべく空気を抜いて、袋の上部から1㎝ほど下部を閉じると綺麗に閉じやすいです

  すべての半生焼き菓子のガス袋が閉じれたら、お好みのシールなどで仕上げます

  

  

  これで半生焼き菓子を常温である程度長期間保存する方法の完了です。

  

  ※保存場所は直茶日光の当たらないなるべく涼しい場所で保管してください

  ◎保存期間について
  しっかりとポイントをおさえた上で包装できれば、直射日光の当たらない涼しい場所で保管すれば2～3週間ほど保管できます。
  ただし上記でもお伝えしたように、自宅での作業になるので保存期間については目安程度にしてください