伊達巻きの作り方・簡単レシピ【おせち】【焼き方のコツ・はんぺんを使って簡単☆】
今回は伊達巻きの作り方・レシピをご紹介します。 卵液は魚のすり身の代わりにはんぺんを使って簡単お手軽に☆ オーブンでの焼き方のコツや焼き色をつけるポイントなどもご紹介します お正月のおせちに是非作ってみてくださいね☆
レシピをYouTubeの動画こりすクッキングチャンネルにアップしています。卵液の作り方・オーブンの焼き方のポイントやコツなど、ぜひ動画も参考にして下さい。
目次
紹介動画
投稿名の材料
-
白はんぺん
※今回は90gで作りましたが多少の前後はOKです - 約90~100g
-
砂糖
※今回は上白糖使用 - 大さじ3
-
みりん
- 大さじ2
-
ハチミツ
- 大さじ1
-
卵(Mサイズ程度)
- 4個
-
だし汁
- 大さじ2
※今回だし汁には本だしを適量のお湯で溶いて加えましたが、ご自身でだし汁を取ったものを使用する場合は塩を小さじ1/4~1/3程度加えて塩味を調整してください
投稿名の作り方
-
伊達巻きに使う道具
伊達巻きに使う道具はボウル、ゴムベラ、ハンドミキサー、大さじ、ザル、焼き紙(フリーサイズ)、焼き天板(野田琺瑯の白いバット キャビネ W20.5×D16×H3㎝ 容量0.57Lを使用しました(卵焼きフライパンより一回りほど大きなサイズになります)、鬼すだれ(鬼す)、包丁
-
今回使用したホーロー天板の詳細
野田琺瑯の白いバット キャビネ W20.5×D16×H3㎝ 容量0.57Lを使用しました(卵焼きフライパンより一回りほど大きなサイズになります)
※もし上記のホーロー天板が無い場合は牛乳パックなどで同じくらいの囲いを作り、その中にアルミホイルを敷いてから焼き紙をセットして焼く方法でもOKです
-
今回伊達巻きを巻くのに使用した鬼すだれ(鬼す)について
今回伊達巻きを巻くのに使用した鬼すだれ(鬼す)はホームセンターで1200円程度で購入しました。もし鬼すだれが無い場合や他で代用したい場合は100均の巻きずしなどを巻く用の「巻きす」でも作ることができます(表面の模様の雰囲気は若干変わります)
-
伊達巻きの卵液を作る
はんぺんをボウルに入れて砂糖を加えてゴムベラで潰すようにサッと混ぜ合わせます
※ある程度混ざっていればOKです
みりんとハチミツを加えてまずハンドミキサーの低速でしっかりとなめらかになるまで混ぜます。ある程度なめらかになったら一度ゴムベラで全体を混ぜ均一にしてハンドミキサーの中速~高速にあげていきしっかりとなめらかなペースト状にしていきます
◎ハンドミキサーでなめらかにするポイントについて
・砂糖とみりん、ハチミツを加えた段階でしっかりハンドミキサーで攪拌することによってしっかりなめらかなペースト状にしやすいです。卵やだし汁などを早めに加えてしまうとはんぺんの塊がミキサーからにげてしまいダマになる恐れがあります。なのでこの段階でしっかりとなめらかなペースト状にしておきますしっかりペースト状になったら卵を加えてホイッパーに持ちかえてしっかりと混ぜ合わせます。特に卵白の塊が残らないように最初は卵をきるように混ぜて、そのあと全体をしっかり混ぜてください
※この段階からハンドミキサーを使ってしまうと卵液に空気が含みすぎて仕上がりの卵液が泡泡になってしまい焼きにくくなる恐れがあります。ここからはホイッパーで丁寧に混ぜていきます
混ざったらだし汁を加えて混ぜ合わせます。混ざったらザルで濾します。これで卵液の完成です。
※上記のレシピ欄にも記載しましたが、本だしなどの塩味のある顆粒を使いだし汁を加える場合は塩は加えなくて良いですが、手作りのだし汁を使用する場合はお好みで塩を少量加えて塩味を調整してください
-
伊達巻きをオーブンで焼く前準備
・卵液を型に流す前に必ずオーブンを予熱で210~220℃程度に温めておきます
※卵液は水分が多く焼き紙が水分を吸ってしまうため、型に流し入れたらすぐに焼く必要があるのでオーブンはしっかりと予熱しておきます
-
伊達巻きを焼く
天板の内部全体にサラダ油を薄く塗って焼き紙をカットしてセットし、焼き紙の上からも薄くサラダ油を塗ります
※くっつきにくい加工のベーキングシートやクッキングシートを使う場合は状態に合わせて油は無しでもOKです
オーブンの予熱が完了していたら焼き始めます。卵液をゴムベラで混ぜて均一にして焼き紙を敷いた型に流し入れてすぐにオーブンに入れます
210~220℃に予熱したオーブンで約20分焼きます(オーブンは中段で焼きました)
※今回動画では220℃に予熱したオーブンで20分間焼きました◎焼き方のポイント
今回伊達巻きをオーブンで焼くことについていくつかのポイントがあります。まず使用するオーブンによって上部の熱の入り方が違うのであくまで上記の温度と時間は目安にしてくださいまず今回伊達巻きをオーブンで焼くことについて、表面にしっかりと焼き色を入れながら焼き色がしっかり入った段階で全体がちょうど焼きあがるくらいのバランスが理想になります。
そこで今回動画では予熱と焼き温度を220℃と高めに設定しました。そしてホーロー天板をのせるオーブン天板も予熱段階からオーブンに入れずに常温状態のオーブン天板にホーロー天板を乗せ焼き始めました。(なるべく下部に火が入りすぎずに上部に焼き色を入れながら焼くため)そしてオーブンの中段で焼いたのも上部に焼き色を入れながら下部にはソフトに火が入るためにそうしました。
そして動画では20分経過した時点で表面全体に香ばしいきつね色が入り、卵液全体にもちょうど火が入った状態になりました。
もちろんオーブンによっては上部の熱あたりがとても強いものもあったり、オーブンに下段中段などの切り替えがないものもあるのであくまで参考程度にしてみてください◎今回の焼き方の失敗談
今回伊達巻きをオーブンで焼いてみて何度かうまくいかないことがありました。
・180℃でオーブン下段で焼いてみて、表面になかなか色がつかずにじっくり焼きすぎて、結果色がついた頃には卵液に火が入りすぎて全体的に膨らんで割れてしまった
・下部を優しく焼きすぎて下部に全く焼き色がつかずに巻いた時に表面はきつね色だけど中が巻き後のない黄色一色の断面になった焼けたらすぐに焼き型から取り出して焼き紙の側面を剥がします。鬼すだれ(鬼す)の上にひっくり返してのせて、焼き紙を剥がします
※鬼すだれ(鬼す)の代わりに巻きすを使用する場合も同じ方法で行います
2㎝間隔くらいに横に2~3㎜程度の薄い切り込みを入れます(強く巻きやすくするため)
手前をしっかり折り返して芯をつくり、しっかりと巻き込みます。巻けたら鬼すだれを輪ゴムでしっかりとしばって常温で3時間ほど冷まします
しっかり冷めたら鬼すだれを取ってお好みの大きさにカットします。これで伊達巻きの完成です
※冷蔵庫で3~4日ほど保存可能です
※今回の伊達巻きは甘みも結構しっかりしているので水分も保ちやすいですが、できれば冷蔵庫で保存する時はラップで巻いて保湿してください -
玉子焼きフライパンで作る場合
◎レシピ
白はんぺん 約70g程度
※今回は90gで作りましたが多少の前後はOKです
砂糖 大さじ2.5
※今回は上白糖使用
みりん 大さじ1.5
ハチミツ 大さじ3/4
卵(Mサイズ程度) 3個
だし汁 大さじ1.5◎作り方
1、上記と同じように卵液を作ります
2、中火で温めた玉子焼きフライパンをぬれ布巾に乗せサッと冷まして極弱火にして卵液を入れます。フライパンにアルミホイルを被せて弱火のまま約12分ほど焼きます
※途中フライパンを少し前後させ焼き色を均一にします
※玉子焼きフライパンが新しい場合は油をひかない方が焼き色がまだらになりにくく綺麗に焼きやすいです。フライパンが古く引っ付きやすそうな場合はサラダ油を少量塗ってください
3、表面が液状ではなく固まってきて下部にも香ばしい焼き色がついたらヘラを下部に入れて奥にスライドさせてひっくり返し、アルミホイルを被せて3分焼きます
※卵液が液状のままだとひっくり返す時に崩れてしますので全体的に火が入ってきてることを確認して、まだ液状の場合はさらに焼いてください
4、焼けたら上記と同じように鬼すだれで巻いて、冷めたらカットします