シロップ煮・ピール

八朔(はっさく)ピールの作り方・レシピ【八朔の皮の甘煮】

調理時間: 60分以下 ※煮詰め時間・冷まし時間除く

動画でこのレシピを作る

今回は八朔(はっさく)ピールの作り方・レシピをご紹介します。 八朔(はっさく)の爽やかな香りと甘み、ほのかなほろ苦さの八朔ならではの味わい☆ 丁寧に苦みを抜いて甘くふっくらと仕上げる本格レシピです。 八朔(はっさく)が旬の時期に是非作ってみて下さい☆

レシピをYouTubeの動画こりすクッキングチャンネルにアップしています。八朔の下ごしらえやシロップでの煮詰め具合など、ぜひ動画も参考にして下さい。

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紹介動画

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投稿名の材料

八朔(はっさく)ピールの材料

八朔(はっさく) 

2玉

水 

400g

砂糖 

200g

クエン酸 

小さじ2/3

投稿名の作り方

  • 八朔(はっさく)ピールに使う道具

    八朔(はっさく)ピールに使う道具はゴムベラ、手鍋、包丁、まな板、ザル、ボウル、落とし蓋又は落とし蓋になるキッチンペーパー

  • 八朔(はっさく)の皮の下ごしらえ(茹でこぼしてふっくら苦みを抜く)

    八朔(はっさく)を軽く水洗いして、皮に十字に切り込みを入れて切り込みに沿って皮を剥きます。剥いた皮をお好みの大きさにカットします。(今回は1/4の皮を半分にカットして約7㎜程度のスティック状にカットしました)

    ◎皮のカットについて
    ・八朔の皮は使う用途によってお好みの大きさにカットします。例えばパウンドケーキ用にする場合は細かめの角切り、チョコをコーティングしたピールチョコや砂糖を絡ませる場合は食べやすい
    大きさのスティック状(スティック状だと後々使う時に角切りにもできます)、なるべく大きな皮の状態にしたい場合は十字に剥いた皮の状態でもOKです☆

    カットした皮を3回茹でこぼしてふっくらとさせ苦みを抜きます

    ◎今回の3回のゆでこぼし作業について↓
    ・1回目の茹でこぼし → カットした八朔(はっさく)の皮を手鍋に入れたっぷりの水を加えて中火にかけます。1回目は皮がプカプカ浮きやすいのでたまにヘラで押さえながら加熱して、
    全体がグラグラっと沸騰したらそこから30秒間煮て、ザルにあけてお湯を捨てます。

    ・2回目の茹でこぼし → 1回目の茹でこぼした皮を手鍋に入れ新しい水をたっぷり加えて中火にかけます。2回目以降はプカプカ浮いてこないのでヘラで押さえる必要はないです。
    全体がグラグラっと沸騰したらそこから1分間煮て、ザルにあけてお湯を捨てます。

    ・3回目の茹でこぼし → 基本的に2回目と同じです

    ◎茹でこぼしのポイント・見極めについて
    ・硬さと苦みをチェック → 3回茹でこぼしたら皮を少しかじってみて苦みと固さをチェックします。ふっくらとして程よく苦みが抜けていればOKです☆(この後水に浸けてさらに苦みを抜くので多少はOKです☆)

    ・ポイントについて → 八朔(はっさく)の熟し具合や状態にもよりますが、八朔(はっさく)の皮は柚子などと比べて苦みが比較的強めで皮の硬さもしっかりしています。
    なので今回は茹でこぼし時に沸騰してから30~1分間にてよりふっくらとさせて苦みを抜きました。もし3回茹でこぼしても強く苦みが残る場合はさらにもう一度くらい茹でこぼしてください
    あと早く作業を進めようとして強火で素早く沸騰させすぐにお湯を捨ててしまうと皮の苦みが抜けきらないので、丁寧に茹でこぼすようにしてください

    茹でこぼしが完了した皮をたっぷりの水に浸けて1晩常温に置いてさらに苦みを抜いておきます。これで八朔(はっさく)の下ごしらえ完了です

  • 下ごしらえした皮をシロップで煮る

    1晩浸けた皮を少しかじってみて苦みが程よく抜けていればOKです。ザルにあけて水をきっておきます

    手鍋に分量の水と砂糖、クエン酸を入れて中火にかけます。

    沸騰したら弱火にして下ごしらえした皮を加えます。加えたら火加減を中火にして加熱し、全体がグラグラっと沸騰したら弱火にして落とし蓋又は落とし蓋になるキッチンペーパーを密着させて弱火のままコトコトと煮汁が8割程度無くなるまで煮詰めていきます

    ◎煮詰めのポイントと注意点
    ・シロップは煮詰めすぎると焦げてしまったり、焦げなくても強く煮詰めすぎると風味が変わってしまいます。20~30分経過したあたりから5~10分おきに煮汁の減り具合をチェックしてください

    シロップが8割程度無くなったら火を止めて、落とし蓋又は落とし蓋になるキッチンペーパーを密着させて蓋を少しずらして常温に置いてゆっくりと冷まします。(3時間~1晩程度置いておきます)

    ※動画では煮詰め完了時にシロップの残り具合についてもご紹介しているので参考にしてみてください☆

    ◎煮詰め具合について
    ある程度(2割程度)のシロップを残すことで皮はふっくらと甘みのしっかりしみ込んだ状態に仕上がります。それと冷ます段階で皮がある程度シロップを吸うので、シロップを適量残すことが大事なポイントに
    なります。

     

    1晩置いてしっかりと冷めたら八朔(はっさく)ピールの完成です。出来上がったピールはそのまま食べても良いですし、砂糖を絡ませて程よく乾燥させたり、チョコを絡めてピールチョコにしたり、刻んでパウンドケーキにするのもおすすめです☆

    ※ジップロックに入れてなるべく空気を抜いて冷凍保存すれば長期保存できます

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