文旦(ぶんたん)ピールの作り方・レシピ
今回は文旦(ぶんたん)の砂糖煮(ピール)の作り方・レシピをご紹介します。苦みを抜いた文旦の皮をコトコトとシロップで煮詰めていってグラニュー糖をコーティングして仕上げます。文旦の皮の香り、ほのかな苦みが味わえるどこか懐かしい味わいです。キラキラとして見た目にも綺麗です。季節のお茶菓子として、贈り物としてとってもおすすめです☆一味違った旬の琥珀糖、是非作ってみて下さい。
レシピをYouTubeの動画こりすクッキングチャンネルにアップしています。文旦(ぶんたん)の炊き具合など、ぜひ動画も参考にして下さい。
紹介動画
投稿名の材料
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文旦(ぶんたん)
- 1玉分
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水 …
- 300g
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グラニュー糖
- 200g
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グラニュー糖(仕上げのコーティング用)
- 適量
※今回は文旦の果肉、果汁は使いません。
投稿名の作り方
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文旦(ぶんたん)の砂糖煮(ピール)に使う道具
文旦(ぶんたん)の砂糖煮(ピール)に使う道具はゴムベラ、鍋、包丁、まな板、ザル、ボウル
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文旦(ぶんたん)の下ごしらえをする
ぶんたんの皮をサッと洗って、文旦の上下カットして1/8にカットします。果肉の上下に少し切り込みを入れて果肉を取ります。
※果肉の取り方の詳細な部分は動画を参照してください。果肉は今回は使わないのでそのまま食べたり果汁を絞ってポン酢にするのもお勧めです。
皮を約1㎝幅にカットして手鍋に入れ、たっぷりの水を入れ火にかけてゆでこぼします。このゆでこぼしの作業を3回繰り返します。柔らかく仕上げたい場合は3回目の茹でこぼし時に沸騰したら弱火にして10分ほどコトコト炊いてください
※ゆでこぼし作業について … 皮をたっぷりの水と一緒に鍋に入れ強火にかけて沸騰させます。沸騰したらすぐにザルにあけて茹で汁は捨てます。これがゆでこぼし作業になります。(名前の通り茹でて→こぼす)今回は3回行うので再び新しい水と茹でた皮を鍋に入れ、、という作業を合計3回繰り返して下さい。
ゆでこぼした皮をたっぷりの水に浸け1晩置いておきます。1晩水に浸けた文旦の皮をザルにあけ、1晩浸けた水は捨て、皮をサッと水道水で洗います。これで文旦(ぶんたん)の皮の下ごしらえは完了です。
※水につけることで文旦の皮の苦みが適度に抜け、程よい苦みの文旦(ぶんたん)の砂糖煮に仕上がります。
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文旦(ぶんたん)の皮をシロップで煮る
グラニュー糖(200g)と水(300g)を手鍋に入れ火にかけて、ゴムベラで混ぜながら加熱して沸騰させます。沸騰したら火を止めます。
下ごしらえした文旦の皮を加え中火にかけ、軽く沸騰したら極弱火にして落とし蓋(落とし蓋になるペーパー)をしながらコトコト炊いて煮詰めていきます。(今回の分量で約2時間程度煮ました。)
◎煮詰め具合のポイント … 水分が9割くらい煮詰まってきたら(文旦の皮がシロップにギリギリ浸かっている状態)鍋を傾けながらシロップを焦がさないように注意してさらに煮詰めていきます。シロップに少しトロミがついて鍋底に軽く若干シロップがあるくらいまで煮詰めます。(そこからさらに煮詰めてしまうとシロップが焦げてカラメルになってしまうので注意して下さい)
鍋の蓋を少しずらすようにしておき、常温に置いてゆっくり冷まします。冷めると透明感のある甘みのしみ込んだ文旦(ぶんたん)のピールになっています。
煮詰めた文旦の皮が冷めたら分量外のグラニュー糖に絡めます。グラニュー糖を絡めた文旦(ぶんたん)を並べます。
※文旦の皮に煮詰まったシロップがベットリついているとグラニュー糖がダマになってしまうので必要に応じてザルにあけてシロップを軽く切ってからグラニュー糖に絡めます。
文旦(ぶんたん)の砂糖煮(ピール)を皿に並べた状態で常温に3~5日ほど置いて適度に乾燥させます。(途中数回ひっくり返します)適度に乾燥すれば完成です。おこのみでラッピングしたり保存瓶に入れて保存します。
※湿気ないように保存すると長い期間美味しく頂けます。