パイ生地

冷凍パイシートの扱い方・コツ 【サクサクに仕上げる方法☆】

今回は市販の冷凍パイシートの扱い方のコツについてご紹介します。冷凍パイシートは手軽に使うことができて本格的なパイケーキが作れるのでとても便利な材料です。ただしうまく使いこなさないと生地がベトついてしまったり、成型がうまくいかなかったり、生地同士がくっついてくれずに形にならなかったり、焼いたときにうまく均一に膨らまなかったり…と様々な失敗のリスクがあります。それらを防ぐためにもポイントを押さえて冷凍パイシートをうまく使っていきましょう。

レシピをYouTubeの動画こりすクッキングチャンネルにアップしています。ぜひ動画も参考にして下さい。

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紹介動画

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投稿名の材料

投稿名の作り方

  • 冷凍パイシート、パイ生地について

    パイ生地は目には見えないですが幾層にも重なったバターの層ができています。実際にパイ生地を作られたことがある方は分かると思いますが、たかが7mm程度の生地の中に600~1000層ものバターの層ができています。(層の数は織り込み方で前後します)

    パイ生地は表面が乾燥しやすく、バターが多く含まれていて層になっているので溶けやすく不安定になりやすく、とても繊細な生地だということを覚えておきます。

    ポイントを守って扱えばサックサクのパイケーキが作れます。

  • 冷凍パイシートの保存状態、解凍方法について

    パイ生地はとても繊細な生地なので、スーパーなどで冷凍パイシートを購入した時点から扱いに注意します。

     

    ・一つ目のポイントはスーパーで購入した冷凍パイシートを溶かしてしまわないように注意します。購入したらなるべく早めにおうちの冷凍庫で保存します。

     

     

    ・2つ目のポイントは冷凍パイシートの購入した袋をなるべくあけないことです。パイ生地の表面は乾燥しやすく、乾燥してしまうと膨らみが悪くなったり風味が落ちる原因になります。もし少量ずつ使うためにあける場合は、残りの冷凍パイシートは乾燥しないようにジップロックなどに入れ冷凍保存します。

     

     

    ・3つ目のポイントは、冷凍パイシートを使う日の前日に袋から出さない状態で冷蔵庫に移し、時間をかけて冷蔵解凍させます。常温で一気に解凍するとパイ生地の表面に水分がついて扱いにくくなったり、パイ生地の状態が悪くなります。解凍の目安は、前日の夜に冷凍庫から冷蔵庫に移し、一晩解凍します。

  • 適切に解凍した冷凍パイシートの扱い方

    適切な方法で解凍した冷凍パイシートの扱い方のポイントです。

     

    ・1つ目のポイントは、パイ生地を冷蔵庫から取り出したらすぐに加工できるように、道具材料をしっかり用意しておきます。例えばアップルパイを作るならペティナイフ、型、フィリングなどを作業台に用意し、すぐにパイ生地を加工できる準備をしておきましょう。

     

     

    ・2つ目のポイントは部屋をなるべく涼しい状態にすることです。又は作業するまな板などを事前に冷蔵庫に入れ冷やしておくと成型する時にパイ生地が扱いやすくなります。夏場など作業環境が30℃近くになる場合はすぐにパイ生地の油分が溶けてとても扱いにくくなってしまいます。

     

     

    ・パイ生地は柔らかくなればなるほど、べとつけばべとつくほどどんどん扱いが難しくなってきます。一番のポイントは冷蔵解凍した扱いやすいパイ生地の状態をできるだけ長く保つこと、そして扱いやすい内に加工し、成型することです。

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