干し柿(吊るし柿)の作り方 中はトロっと☆自家製手作り カビを防ぐためのワンポイント

今回は干し柿(吊るし柿)の作り方・レシピをご紹介します。表面は程よく乾燥して中はトロっと仕上げます。柿の濃厚な味わいと、まるで上品なあんこやようかんのような品の良い甘みです。おうちでは最低気温が10℃を下回る頃に毎年作ってます。
レシピをYouTubeの動画こりすクッキングチャンネルにアップしています。ぜひ動画も参考にして下さい。

紹介動画
投稿名の材料
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柿(軸付きのもの)
※農産物直売所などに干し柿用として軸付きの柿が良く売られています。 - 今回は8個(お好み量)
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ひも(今回はビニールひもを使用)
※外で風や日光に当たるのでなるべく切れにくいひもがお勧めです。 - 適量
投稿名の作り方
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干し柿(吊るし柿)に使う道具
干し柿(吊るし柿)に使う道具は包丁、まな板、手鍋、
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干し柿(吊るし柿)の作り方
柿は軸と軸の周辺の皮を少し残して皮を剥きます。
※軸が取れてしまわないように注意して下さい。
ビニールひもを適当な長さに切って(今回は50㎝程度)柿の軸に丸結びします。(1本のひもで2個の柿がセットになるように)
沸騰した熱湯に5~8秒程度浸け表面を殺菌します。
※熱湯に浸けることでカビが生えにくくなります。(私は最初の数年はこの工程を行ってなく何度もカビを生やしました…)
柿を雨の当たらない日当たりの良い軒下やベランダに物干し竿や洗濯物干しなどにかけてまず1週間程度干します。
※おうちでは温度の高い時に干しはじめて何回かカビさせてしまったことがありました。最近では最低気温が10℃程度になる時期、大体10月の終わりごろにかけて作るようにしています。
※おうちでは南側の軒下の物干し竿で干すようにしています。1週間程度干したら柿を全体的揉んで中をほぐします。ほぐすことで均一にトロっと仕上がります。
※美味しくトロっとした干し柿を作る一番のポイントがこの揉む工程になります。揉むことで中がほぐれてトロっとした状態になります。
さらに1週間~2週間程度干して表面が程よく乾燥し、中がトロっとして品の良い甘みになれば完成です。渋柿の場合は渋みが抜けて甘くなるのも一つの仕上がりの目安です。
※この1~2週間干す工程の中でもたまに柿を揉んであげると柔らかく口当たりの良い干し柿に仕上がります。
※今回は中サイズ程度の丸型の柿を使用して、およそ2週間~3週間程度で仕上がりました。大きな柿を使う場合は干す期間など多少前後します。