デコポンのバターケーキの作り方・レシピ【パン・ド・ジェーヌ】でこぽん
デコポンのパンドジェーヌの作り方・レシピ・パンドジェーヌについてご紹介します。パンドジェーヌ「ジェノヴァのパン」という意味で、アーモンドの入ったしっとりしたリッチな味わいのケーキです。今回のパン・ド・ジェーヌはしっとりさの中に軽さのある味わいになっています。生地にはデコポンの皮を贅沢に混ぜ込んで、生地の上にはたっぷりとデコポンの果肉をのせて焼き上げます。
レシピをYouTubeの動画こりすクッキングチャンネルにアップしています。ぜひ動画も参考にして下さい。
紹介動画
投稿名の材料
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無塩バター
- 45g
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グラニュー糖
- 50g
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卵(Mサイズ)
- 1個
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アーモンドパウダー
- 15g
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バニラオイル
- 少々
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牛乳
- 15g
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ラム酒
- 5g
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デコポンの皮
- 3/4個分
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薄力粉
- 60g
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ベーキングパウダー
- 1g
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デコポンの果肉
- 3/4個分
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粉糖
- お好み量
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チャービル
- 適量
投稿名の作り方
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デコポンのパンドジェーヌ作りの前準備
※タルト型にポマードバターを塗り冷蔵庫で冷やしておきます。(常温に置いてやわらかくなったクリーム状のバター)バターの塗り方が薄かったり、溶かしバターを塗ったりすると焼き上がりにタルト型に生地がくっついてしまうことがあります。今回は比較的生地離れの良いテフロン加工のタルト型を使いました。タルト型の種類によってはバターを塗った後に強力粉をまぶす「ブールファリネ」をしておくことをお勧めします。(焼き上がりに生地がくっついてしまうと型から外すのがかなり困難になります)
※薄力粉とベーキングパウダーはよく混ぜ合わせておきます
※バターは常温に置いてやわらかくしておきます。(室温が寒くて柔らかくならない場合は電子レンジ500wで5~10秒ごと温め、バターの固さを調整します)
※卵はよく溶きほぐしておきます。 -
デコポンのパンドジェーヌ作りスタート
1、事前に常温に置いてやわらかくしたバターをホイッパーでクリーム状にしてグラニュー糖を2回に分け入れそのつど泡立て、白っぽくなるまで泡立てます。
2、①に卵を3~4回に分け入れそのつどホイッパーでよく混ぜ合わせます。(最後の方で多少分離してもアーモンドパウダーでつながるので大丈夫です☆)
3、②にアーモンドパウダーを加え混ぜ合わせ、バニラオイル、牛乳、ラム酒を加え混ぜ合わせます。(多少分離してもこの後の粉でつながるので大丈夫です☆)
4、③にデコポンの皮をすりおろして加えます。(皮の白い部分が入ると苦みが入ってしまうので表面のオレンジ色の部分だけを加えるようにします)
5、④に薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れホイッパーで粉気が無くなるまで軽く混ぜ合わせます。粉気が無くなったらゴムベラでなめらかにツヤが出るまで混ぜ合わせます。
パンドジェーヌ生地を型に絞り入れデコポンをのせ焼く
※デコポンの皮を剥いて果肉を薄皮ごとカットします。約7㎜の厚みの扇形になるようにカットします。
6、⑤をタルト型に絞り入れ表面をならします。カットしたデコポンの果肉(扇形)をのせ粉糖をふるいかけます。
7、180℃に予熱したオーブンで約27~30分焼きます。焼き上がりは中心に竹串をさして生地がついてこなければOKです。
8、焼けたら荒熱が取れるまで常温で置いておきます。(焼きたては生地が柔らかいので無理にタルト型から外すとケーキが崩れます。)荒熱が取れてケーキが落ち着いたら型からはずします。
9、ナパージュを適量塗ってチャービルをのせれば完成です。(ナパージュはデコポンの表面に☆)
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パンドジェーヌとは
◎パンドジェーヌとは
パンドジェーヌとは「ジェノヴァのパン」という意味でアーモンドを使ったリッチなお菓子です。
◎パンドジェーヌの発祥・由来について
パンドジェーヌはサントノーレ通りにあった名店「シブスト」のシェフパティシエの創作によるものだと伝えられています。当初はアンブロワジー(神々の食べもの)という名でしたが、1800年のフランス軍がイタリアのジェノヴァの街を包囲した時の一説で、敵軍に包囲された兵士は残された食料のお米とアーモンド5万キロを食べて生き延びたと言われています。この一説からパンドジェーヌという名になりました。
◎今回ご紹介するデコポンのパンドジェーヌについて
今回ご紹介するパンドジェーヌはデコポンとの相性を考えて軽めの食感のレシピになっています。アーモンドがたっぷりのしっとり濃厚なパンドジェーヌもありますが今回は比較的さっぱりとしたフルーツと相性のよい生地になっています。