ぶどうのババロアゼリーの作り方・レシピ
今回はぶどうのババロアゼリーの作り方・レシピをご紹介します。
旬の巨峰を皮ごとまるごと使ってぷるっぷるのふわっふわのババロアゼリーに仕上げます。ジューシーな巨峰とミルキ~なババロアをやさしいぶどうの香りのぷるっぷるゼリーが優しくまとめます。
レシピをYouTubeの動画こりすクッキングチャンネルにアップしています。詳細な作り方のポイントや組み立て方のコツ、詳しい手順など、ぜひ動画も参考にして下さい。
紹介動画
投稿名の材料
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牛乳
- 125g
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バニラオイル
- 少々
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卵黄
- 3個分
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グラニュー糖
- 42g
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粉ゼラチン
- 3g
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水
- 15g
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生クリーム
※明治十勝35%使用 - 125g
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水
- 400ml
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砂糖
- 80g
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レモン果汁
※ポッカレモン使用 - 大さじ1/2
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粉ゼラチン
- 7g
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水
- 35g
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巨峰の皮
- 1パック分
※今回はゼリーをギリギリの柔らかな口どけに仕上げているので、もう少ししっかりめに仕上げる場合は粉ゼラチンを8g、水40gにして作る
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巨峰
- 1パック
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タイム(ハーブ)
- 適量
◎ぶどうについて
今回は比較的お買い得な種なし巨峰を使用しましたが、他にピオーネや藤稔などのぶどうを使って作るのもおすすめです
投稿名の作り方
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ぶどうのババロアゼリーに使う道具
ぶどうのババロアゼリーに使う道具はボウル、ゴムベラ、ホイッパー、手鍋、ザル又は濾し網、ハンドミキサー、軽量カップ、大さじ、絞り袋、コップ又はゼリーカップなど(今回は100均(セリア)の260mlコップ)、斜めに仕上げる場合は卵パック又はココットなど
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ババロアを作る
◎前準備
・粉ゼラチンと水を混ぜ合わせて冷蔵庫に10分入れふやかしておきます(常温でも可)
・生クリームを氷水にあてながらツノが立つまで泡立てて冷蔵庫に入れておきます卵黄にグラニュー糖を加えてホイッパーで白っぽくなるまで泡立てます(ブランシール)
手鍋に牛乳とバニラオイルを入れて中火にかけてゴムベラで混ぜながら加熱します。フツフツとしたら卵黄に2回に分け加えてそのつど混ぜ合わせます。
ザルで濾しながら手鍋に戻して弱火にかけてゴムベラで混ぜながらトロミがついてツヤが出るまで加熱します(約78℃)
加熱できたら火を止めてふやかしたゼラチンを加えてゴムベラで混ぜしっかりと溶かしきります。溶けたら氷水にあてぬるいくらい(35℃程度)まで冷やします。
事前に泡立てた生クリームを一部加えてサッと混ぜ合わせ、混ざったら残りの生クリームにすべて加えてホイッパーでサッと混ぜ、仕上げにゴムベラで混ぜ合わせます。これでババロア生地の完成です。
ババロア生地を絞り袋に入れてお好みのカップに流しいれて冷蔵庫で4時間以上冷やし固めます。斜めにババロアを冷やし固める場合は下記参照。普通にカップに入れる場合はカップを並べてそのままババロアを流しいれて冷やし固めてください。
◎今回の斜めにババロアを冷やし固める方法
卵のパックやココットなどにタオル又はティッシュなどを敷いてお好みのコップ(又はカップ)を斜めにのせてババロアを流しいれます。(タオルやティッシュを置くことでコップが固定されます)卵のパックを使う場合は卵のパックごと持つとパックがフニャっとなってコップが傾いてしまうので、まず作業台に卵のパックを片面分タオルを敷いて用意して、冷蔵庫内にも同じように用意しておきます。ババロアを流しいれたらコップを慎重にもって冷蔵庫内に用意したパックに
同じ角度で斜めに置くようにしてください -
ぶどう(巨峰)の下ごしらえ
巨峰をサッと水で洗って皮を剥きます。皮はゼリーに使うのでとっておいて、果肉は冷蔵庫に入れておきます。
※巨峰の皮は湯剥きでサッと剥く方法もありますが、今回は皮もゼリーに使うので地道に剥いていきます
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ぶどうのゼリーを作る
◎前準備
・粉ゼラチンと水35gをホイッパーで混ぜ合わせて冷蔵庫に10分入れふやかしておきます(常温でも可)手鍋に水400ml、砂糖、レモン果汁、ぶどうの皮を入れます。
手鍋を強火にかけてゴムベラで混ぜながら加熱して、軽くフツフツとしたら火を止めてふやかしたゼラチンを加えてしっかり溶け切るまでゴムベラでよく混ぜます。
ザルで濾して氷水にあてて軽くトロミが出てしっかりとキンキンに冷えるまで冷やします。冷えたゼリー液を軽量カップかヤカンなどに入れます。(注ぎやすいため)
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組み立て
冷やしておいたババロアを1コップずつ冷蔵庫からとりだします。ぶどうの果肉を約2~3粒入れ、ゼリー液をぶどうの果肉にあてながらゆっくりと優しく注ぎ入れます。入れたらすぐに冷蔵庫にいれ、次のババロアのコップを取り出します。すべて注ぎ入れたら冷蔵庫で4時間以上冷やし固めます。
◎ポイント
今回の一番のポイントはこの組み立て部分になります。いくつか注意点とポイントがあるのでご紹介します
・ババロアを1コップずつ取り出し組み立てること … ババロアを常温に数分出して表面が溶けてしまうと、ゼリー液を注いで数分するとババロアが浮いてしまって仕上がりが悪くなります。・ババロアはしっかりと冷え固まった状態で … ババロアはしっかりと冷蔵庫で4時間以上冷やし固めます。固まりきっていないとゼリー液を注いだ時に浮いて仕上がりが悪くなります。
・ゼリー液をしっかり冷やしてから注ぐ … ゼリー液がぬるい状態だったりしっかり冷えていないとババロアの油脂分が浮いて仕上がりが悪くなったりババロアがぬるくなって浮いてくる恐れがあります
・ゼリー液はぶどうの果肉にあてながら注ぐ … ゼリー液をババロアに直接あててしまうとババロアが崩れてゼリー液が濁ってしまいます。
※今回はババロアを斜めにしてゼリー液を流しいれましたが、普通にババロアをいれる場合でもこのポイントは同じになります。
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仕上げ
ゼリーが固まってしっかり冷えたら仕上げに巨峰の果肉とタイムをのせます。これでぶどうのババロアゼリーの完成です
※今回のゼリーはかなり柔らかめなので食べる直前に巨峰の果肉をのせるのがおすすめです。のせた状態で置いておきたい場合はゼリーのゼラチンを8gで作ってください。