乾き焼き菓子をプロのお店のように長期間保存する方法・ポイント【クッキーなど焼き菓子を常温で長期保存】
今回は乾き焼き菓子をプロのお店のように長期間保存する方法をご紹介します。 クッキーなどしっかり焼ききった乾き菓子を適切に袋に入れて密閉して ザクザクっと美味しい状態をプロのお店のように常温でもある程度長期間保存できる方法についてお伝えします 手作り焼き菓子のプレゼントや贈り物などに是非試してみてくださいね☆
レシピをYouTubeの動画こりすクッキングチャンネルにアップしています。保存方法の手順、ポイント、衛生的に保存するためのコツなど、ぜひ動画も参考にして下さい。
紹介動画
投稿名の材料
投稿名の作り方
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乾き焼き菓子を長期間保存する点での注意点
今回ご紹介した乾き焼き菓子を常温でもある程度長期間保存できる方法について、プロのお店では作業スペースや作業台など衛生管理や審査の基準をクリアした空間で製造しお菓子の保存スペースなどもある程度温度管理された場所で行っています。
あくまでご自宅でおこなう方法なので、その点をご理解された上で参考にしてみてください☆・乾き焼き菓子とは … 乾き焼き菓子とはフランス語で「フールセック」といって、ある程度水分の残ったマドレーヌやパウンドケーキなどとは違い、サクッと焼ききったクッキーやガレットブルトンヌ、ラングドシャなどのことをいいます
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今回使用した道具
シーラー(専用の袋を熱で密閉する機械)
※製菓材料店又はコッタなどのお菓子の道具のネット販売で購入できますガス袋(酸素を通さずシーラーに対応した熱で密閉できる専用の袋)
※乾き焼き菓子の大きさに合わせたガス袋を購入しました
※製菓材料店で購入しましたドライキーパー又はシリカゲル(乾燥剤)
※今回は紙タイプのドライキーパーを製菓材料店で購入しました※画像の上がシーラー、左がガス袋、右下がドライキーパー(乾燥剤)
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乾き焼き菓子を長期間保存する方法
クッキーなど焼き終わったら冷めてから以降は焼き菓子を素手で直接触らないようにします。
クッキーをビニール手袋をした手でつかんでガス袋に入れます(この段階で焼いた分のクッキーを全てガス袋に入れます)
◎ガス袋に入れる時のポイント
しっかりと乾き焼き菓子が中心まで冷めたら、焼き菓子を触る方の手に食品適合のビニール手袋をして乾き焼き菓子を掴んでガス袋に入れます◎袋を汚さないために
ガス袋を触る時は乾き焼き菓子を触った手袋で触ると袋が油で汚れてしまうので、袋を掴むほうは手袋をせずに袋のみを掴んで作業するのがおすすめです一旦すべての乾き菓子を袋に入れたらドライキーパー又はシリカゲルの入った袋を開けて、手袋をした手で掴んでクッキーの背面に1つ入れます。(すべてのクッキーに1つずつ入れます)
すべて入れ終わったらすぐにドライキーパー又はシリカゲルの袋をなるべく空気が入らないようにしてシーラーで閉じます※乾燥剤は空気に触れ続けると効果が無くなってしまうので、使い終わって余った乾燥剤の袋はすぐにシーラーで閉じて密閉してください
◎ドライキーパー又はシリカゲル(乾燥剤の大きさについて)
ドライキーパー又はシリカゲルにも様々な大きさのものが売られていますが、画像のように小さめの袋にクッキーを1~2枚程度入れる時は乾燥剤も小さめのもの1つで良いです。クッキー缶のように多くのクッキーを入れて密閉する場合には大きめのシリカゲルなどがおすすめです乾燥剤を入れた乾き焼き菓子のガス袋をシーラーで閉じて密閉します。
※ガス袋が閉じ切れてなくて隙間が空いていたりしてしまうと保存期間が大きく変わってしまうので、必ず熱で袋が密閉されているか確認してください
※ガス袋は両側にピンと張ってなるべく空気を抜いて、袋の上部から7㎜~1㎝ほど下部を閉じると綺麗に閉じやすいですすべての乾き焼き菓子のガス袋が閉じれたら、お好みのシールなどで仕上げます
※ガス袋のシーラーで閉じた方を少し折り返してシールで背面でとめるとお店のように仕上がりやすいです
これで乾き焼き菓子を常温である程度長期間保存する方法の完了です。
※保存場所は直茶日光の当たらないなるべく涼しい場所で保管してください
◎保存期間について
しっかりとポイントをおさえた上で包装できれば、直射日光の当たらない涼しい場所で保管すれば約1か月ほど保管できます。
ただし上記でもお伝えしたように、自宅での作業になるので保存期間については目安程度にしてください